作品一覧 2019/12/25更新 駅伝王者青学 光と影 試し読み フォロー 越境フットボーラー 試し読み フォロー 箱根0区を駆ける者たち 試し読み フォロー 箱根奪取 東海大・スピード世代 結実のとき 試し読み フォロー 輪になれナニワ ガンバ大阪の光輝と蹉跌(小学館新書) 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐藤俊の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 箱根0区を駆ける者たち 佐藤俊 大学の陸上部でも7割は出走できないという箱根駅伝。2018の東海大を舞台に裏方に回った学生たちの箱根駅伝を追ったノンフィクション。 何より題名が良い。子供の頃から夢見た箱根駅伝。希望する大学に入学するも怪我やメンタル面の問題などから実力を発揮できずメンバーに選ばれない学生たち。メンバーの支援に回っ...続きを読むたり翌年以降に向けて下級生の練習を引っ張ったり。実は箱根駅伝本番で走れない選手の方が多い世界。 付き添いやコース途中でのタイム測定、選手への給水など。主務、マネージャーと控え選手の箱根駅伝の二日間を描いたノンフィクション。 テレビには映らない努力の過程には感動間違いなしです。 Posted by ブクログ 箱根奪取 東海大・スピード世代 結実のとき 佐藤俊 2019年箱根駅伝初優勝の東海大。 強豪高校のエースが集まり黄金世代と呼ばれながらもう3年生。優勝候補とされながら5位に終わった前年度からの1年間を追った力作。 エース級の選手の他、努力を続けレギュラーを掴む選手、かたや怪我のため出場できない。監督、コーチと選手の確執などを乗り越えての栄光。 極...続きを読む限まで自分たちを追い込むトレーニング。ケガするかのギリギリのライン。華やかに見える箱根ランナーは1年中ケガとコンディショニングとの戦いである。 筆者には2018年の5位に終わった東海大を追った「箱根0区」という作品もありこちらも面白い。 2018年全日本大学駅伝で東海大は優勝。2019年の箱根連覇へ期待が高まる。 監督、コーチや裏方も含めたドラマ。エントリーから始まる駆け引きなど箱根駅伝の裏に迫る力作です。 Posted by ブクログ 箱根0区を駆ける者たち 佐藤俊 駅伝ファンには読み逃せない一冊。 2019年の箱根駅伝でみごと総合優勝した東海大。この本は、その前年度の東海大に密着し、書かれている。 2017〜2018年のシーズンの東海大の選手たちの活躍や、2018〜2019年のシーズン、そして箱根駅伝総合優勝を思うと、選手、監督たちの苦悩や意識の変化、競技への...続きを読む向き合い方、教育方針など、並々ならぬ思いが伝わり、胸が熱くなった。 Posted by ブクログ 箱根0区を駆ける者たち 佐藤俊 スポーツ物は根性論ばかりで内容の薄いものが多い中、取材力の高さに驚いた。特に大会当日、自身の目で見ていたかのような細かい描写に加え、0区ランナーたちの心境と回顧の書き方には感動。翌年優勝して喜びひとしお。 Posted by ブクログ 箱根0区を駆ける者たち 佐藤俊 「箱根0区」は箱根駅伝にエントリーできなかった選手たちの自称らしい。この本はそのエントリー外になった選手に的が絞られてる訳ではなく、2018年の箱根の各区間の走者を中心にその周りの「0区」の選手のストーリーが織り込まれるような構成。走った選手の「箱根の実際」と、それを見守りサポートする選手たちの葛藤...続きを読むなど。 みな一様でなるほどと思ったのは、箱根を目指してきた選手たちが、「自分は走れない」と分かった時悟った時の反応。そのタイミングはそれぞれ違うのだけれど、一旦は気持ちも体も沈んだところから、再度色んな形で立ち上がっていく。それまで心身の不調で走れなかった選手が、箱根に出れなかった自分と向き合った途端にタイムが上がったりする。勿論描かれてる選手のエピソードが全てではないにしろ、目指すものがあることの素晴らしさと同時にその怖さも感じさせられた。そんな時自分だったら、選手に、子供にどんなアプローチができるだろう、とか考えたよね。 色んなものが詰まってるいい本でした。 あと個人的には、エース2人が最後まで冷戦状態だった様と、敗因に挙げられてた監督とコーチの距離問題が、生々しくて良かった。あー、学校っぽい、て感じで。 箱根駅伝楽しみになりました。 Posted by ブクログ 佐藤俊のレビューをもっと見る