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選ばれなかった者たちの
“もう一つ”の箱根駅伝。
箱根から漏れた4年生、11名の選手たちは、16名のエントリーメンバーが発表された日を境に選手のサポートに回る。「自分らは、箱根0区なんです」西川主務は、そう言う。<略>スポットライトは当たらないが、箱根を走る選手たちは彼らの働きに感謝し、本番に臨む。<略>区間エントリー、3名、0区エントリー、13名。東海大学陸上競技部中・長距離ブロック所属4年生、計16名の最後の箱根が始まった。(本文より)
付き添い、計測員、給水員、応援係……。「最後の箱根」で“戦力外”になった学生たちの挫折と再起を追った、感動のノンフィクション!
Posted by ブクログ 2020年12月21日
大学の陸上部でも7割は出走できないという箱根駅伝。2018の東海大を舞台に裏方に回った学生たちの箱根駅伝を追ったノンフィクション。
何より題名が良い。子供の頃から夢見た箱根駅伝。希望する大学に入学するも怪我やメンタル面の問題などから実力を発揮できずメンバーに選ばれない学生たち。メンバーの支援に回っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月13日
駅伝ファンには読み逃せない一冊。
2019年の箱根駅伝でみごと総合優勝した東海大。この本は、その前年度の東海大に密着し、書かれている。
2017〜2018年のシーズンの東海大の選手たちの活躍や、2018〜2019年のシーズン、そして箱根駅伝総合優勝を思うと、選手、監督たちの苦悩や意識の変化、競技への...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月16日
「箱根0区」は箱根駅伝にエントリーできなかった選手たちの自称らしい。この本はそのエントリー外になった選手に的が絞られてる訳ではなく、2018年の箱根の各区間の走者を中心にその周りの「0区」の選手のストーリーが織り込まれるような構成。走った選手の「箱根の実際」と、それを見守りサポートする選手たちの葛藤...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月08日
2019年の箱根駅伝で,総合優勝した東海大。
その東海大の前年,2018年の箱根駅伝までに密着し書き上げられたルポ。著者はサッカー,陸上競技などに精通したスポーツライター。
東海大に限らず,箱根の常連校は陸上競技者の層も厚く,箱根の10区に入れないメンバーも当然多い。
東海大では箱根のエン...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月10日
東海大のノンフィクションというか、密着ドキュメンタリー。
そんな内情があったんだということがわかりました。
両角監督も西出コーチも高校の先生出身だから教育者としての考えをすごく大事にしてるのも伝わる。
が、それにしても青学のこと嫌いなのかな?ってぐらい青学について遠回しに著者が批判している。調べ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月15日
メンバーに入れなかった4年生の事だけを取り上げてるのかと思ったが、含めた全体を知ることができた。
それぞれの走りにはドラマがあり感動。
この本を読んでから今年の箱根観たかった!!
感動で込み上げてくる箇所も多々。
入学時タイムが基準にたりず2年生や3年生からのスタートメンバーもいたり、様々な背...続きを読む
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