鈴木真太郎の作品一覧
「鈴木真太郎」の「古代マヤ文明 栄華と衰亡の3000年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木真太郎」の「古代マヤ文明 栄華と衰亡の3000年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古代マヤ文明の諸相を、最新の研究成果を踏まえて概説した書。考古調査による新発見や、近年の研究で大きな成果を挙げている考古人骨研究(生物考古学/バイオアーキオロジー)の知見を織り込みつつ、諸都市国家が興亡した古代マヤ世界の様相を一望する。
本書は、研究の進展著しい古代マヤ文明についての概説書である。古代マヤ文明については先に青木和夫氏の『マヤ文明――密林に栄えた石器文化』(岩波書店)を読んでいたのだが、あれから9年が経過したとあって本書は更に最新の研究成果が紹介されていた。内容としてはマヤ考古学の研究史から始まり、各地方の歴史や考古人骨研究の視点から見たマヤ文明の姿についてを解説する。
本書を読
Posted by ブクログ
グアテマラで働いていた方と知り合い、先ず、その国を知りたいと思った。グアテマラは、中米に位置する国で、古代マヤ文明の中心地の一つ。グアテマラの人口の約40%以上は先住民で、特にマヤ系が多く、キチェ語やカクチケル語など20以上のマヤ語が話されている。つまり、マヤ文化は「過去の遺物」ではなく、今も生きた文化として受け継がれている。
そこでマヤ文明。いや、きっかけは確かにそうなのだが、最近別の読書で「生贄」に興味をもった事もあり、マヤ文明の儀式を知りたかったという動機もある。アステカ文明では、生贄が頻繁に行われ、特に戦争捕虜を生贄にした肉を神聖な供物として貴族や戦士が分け合う儀式があった。一方、マ