作品一覧

  • オキナワの家
    完結
    4.0
    全1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オキナワの内部と外部、両方の視点から「オキナワの家」を語った本。 本書は、建築家やアーティストや作家が子どもたちに「家」について伝えるシリーズから生まれました。 著者の伊礼智は、沖縄に生まれ育ち、その後、生活の拠点を東京に移した建築家です。 本書では、著者の経験をふまえ、沖縄の歴史・風土・暮らし・家の工夫などが、美しい写真やイラストとともに、大人にも子どもにもわかりやすく書かれています。 沖縄での暮らしのなかで影響を受けた「住食同源」な家のありよう、また、沖縄らしい「テーゲー」(いい加減な感じ)感覚の楽しさが伝わってくる一冊です。 「家」を語っていながら、沖縄の「地」の魅力にあふれた名著が、改訂版としてついに復刊です! ▼内容 ◇琉球という国 ◇戦争が沖縄の住まいを変えた ◇日本の中での沖縄らしさ ◇伝統的な沖縄の住まい --屏風という環境装置 --見えない境界スージ(路地)の楽しさ --開放的な間取り --雨端…大きな軒下空間 ◇見えないちから --あの世の住まい --住まいのまわりの神々 --シーサーが家を守る ◇沖縄の家がたたかってきたもの --風をふせぐ --熱をさえぎる --天水 --シロアリ --湿気 ◇伝統的な沖縄の住まいの素材とかたち --赤瓦 --石灰岩 --チャーギ ◇沖縄の現代住宅事情ほか ※本書は、2004年 インデックス・コミュニケーションズ刊『オキナワの家』を底本に、再編集・一部改訂して復刊するものです。
  • 住宅建築家 三人三様の流儀
    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    住まいの神様に愛された3人が 本音で語り合う 仕事のこと、暮らしのこと 人生のこと 愛すべき日本の住宅建築家3人の住宅設計や建築の仕事に対する 「流儀」を深く掘り下げ、凝縮した1冊。 ここでいう流儀とは、「大切にしてきたこと、譲れないもの」のこと。 それぞれが住宅論、仕事論を語るだけでなく、 互いに設計した住宅を訪れ、酒を酌み交わしながら語り合った内容も収録。 3人の滋味豊かな会話から、住まいづくりの魅力を伝えます。 第一章 竹原義二の仕事 I 住宅は町の宝物 II 小さな家と余白 III 住む人の心が長持ちするように ◎竹原自邸「101番目の家」を訪れて ・広葉樹の柱が林立する家 ・探検! 立体的な空間構成 ・寒さや暑さと向き合って暮らす ・大地から生まれてきたような建築 第二章 伊礼智の仕事 I 設計の標準化から生まれる家づくり II きちんとした下ごしらえをする III 改善の積み重ねが作風を確立する IV モデルハウス設計の仕事がもつ意味 ◎工務店の提案住宅「京都サロン」を訪れて ・建築家がつくる効果的なモデルハウスとは ・スタンダードな寸法から発展させていく ・工務店の設計力が上がることは、日本の住宅にとって幸せなこと 第三章 中村好文の仕事 I 住宅の仕立屋になろう II 家という施主に仕えて III 設計料は設計という「芸」でお返しする IV クライアントと好文組 ◎六甲の週末住宅「ルナハウス」を訪れて ・直観的に決めた天井の高さ ・家具職人と二人三脚でつくる手触りのよい住宅 ・景色を眺めるためのロマンチックな隠れ家 第四章 三人三様の流儀 三人の関係/少年時代/好きなスポーツ/住宅設計を選んだ理由 建築家の資質/旅のすすめ/好きな寸法/設計の標準化について 歳をとること/ファーストコンタクト/打ち合わせ/クライアント ぶつかった「壁」/作風の変化と転機/家と豊かさの関係/これから

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  • 伊礼智の「小さな家」70のレシピ
    4.3
    1巻2,420円 (税込)
    ―住まいは小さな心地よい居場所の集合体と言えるのではないかと思います― まえがきより 豊かに暮らせる小さな家をつくる達人の著者が、 経験をもとに “小さな家のレシピ"をまとめました。 写真と図面を合わせて70の項目があります。 心地よい小さな居場所づくりのアイデアがたくさん詰まっています。 目次 ■レシピ抜粋 小さな家は最大のエコ 小さくして質を上げる 常識的な寸法を疑う 場所を多義的に使う あちこちに居場所を設ける 開口部近傍に心地よさは宿る 敷地目一杯に建てない 対角線( 最大視覚)を活用する 小さくても子供たちが遊びに来やすい家を考える 小さな家こそ、おおらかに暮らす 1坪の標準 小さな家は建具のデザインが効く 小さな家こそ、設計が自由 外観は素材を理解して決める 金物をケチってはいけない 小さな家は心地よさのセンサーが磨かれる 家具も部屋のボリュームに合わせて設計 小さな家は名作が多い 天井に照明を付けず、灯りの重心を低くする p.062 天井は低めに 玄関はコンパクトに 小さな家でも外物置は必要 軒は出せなくても庇はしっかり出す

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ユーザーレビュー

  • 伊礼智の「小さな家」70のレシピ

    Posted by ブクログ

    小さなおこもりスペース素敵。
    畳と障子、木が好き。
    家を建てることがあれば、造り付けの家具や家に合わせた家具を建築家に提案してもらって、トータルコーディネートしてもらいたい。
    そして木はやっぱり植えたい。そのときはやっぱりカエデ一択。

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    2021年12月27日
  • 伊礼智の「小さな家」70のレシピ

    Posted by ブクログ

    家を建てる、建て替える、リノベする前に、ぜひおすすめしたい1冊。
    敷地一杯になるべく大きな家を建てるぐらいなら・・・少し狭くしても、住みやすい環境。
    天井の低さや建具など具体的な例がなるほどと思うものが多かった。
    家を建てる気は全然なかったけど、少し家を建てたくなった。そういう家に住みたい。

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    2019年11月21日
  • オキナワの家

    Posted by ブクログ

    年に1回は沖縄の離島等を旅していて、沖縄の建築に興味があったので手に取ってみました。屏風(ヒンプン)、雨端(あまはじ)等といった沖縄の昔ながらの家屋の造りの特徴について、見たことはあるけど、よく知らなかった名称や機能について学ぶことができて、ページをめくるたびになるほど!と思いながら興味深く読みました。

    個々の家屋だけでなく、街並みとのつながりについても、歴史的・文化的背景等について、写真やイラストを多用して大変分かりやすく書かれており、ルビもふられているので、子どもでも読みやすいと思います。

    沖縄は「あいだ」の空間が豊かという意見に大いに共感します。そういうきちんとし過ぎていない「てーげ

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    2019年10月14日
  • 伊礼智の「小さな家」70のレシピ

    Posted by ブクログ

    小さい空間の中に、色々なアイデアが散りばめられているので、見ていて楽しいし、いいなと思う“レシピ”がたくさんありました。家を建てる上でとても参考になると思います。

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    2018年06月26日
  • 住宅建築家 三人三様の流儀

    Posted by ブクログ

    伊礼さんの標準化の話に今まで腑に落ちなかったところがしっくり来た。寸法に対する考え方も参考となった。ルナハウスのぼんやりのあかりがともるリビング、そして窓から見える夜景が美しい。こんな豊かな建築をつくりたい。

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    2016年04月18日

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