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  • 西洋倫理思想の考え方
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    先行きがひどく不透明で、日常生活そのものさえ簡単に様変わりする時代、さまざまな価値観や考え方がある現代社会で、私たちはなにを指針に生きるべきだろうか。私たちが生きるうえで従うべきふるまいや生きかたを指し示す「倫理」とは、本当はどのようなものなのだろうか。 そうした問いが避けがたく差し迫ってくるそのときにこそ、「倫理」を学び直すことの意義が芽ばえてくる。 本書では、「哲学」の中核部門として発展してきた西洋の倫理学から、古代ギリシア、キリスト教、カント、功利主義の思想を取り上げる。「よく生きるとは何か」「幸福とは何か」という問いを道標に、それぞれの「哲学的思考のプロセス」を丁寧に解きほぐして追体験する、「大人の倫理学入門」である。

ユーザーレビュー

  • 西洋倫理思想の考え方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ギリシア哲学の善とはよいもの、最高善とは幸福。

    キリスト教の倫理思想=アウグスティヌス、アクィナス

    カント倫理学
    定言命法=自分が守りたいと思うルールが普遍的に出回ったとしても守りたいと思うルールにのみ従うこと。=義務論
    幸福という利益を棚上げして義務を全うすべきと考える。自己愛は最大の障害。
    幸福とはあらゆる傾向性が満たされることである。幸福には定型がない。幸福論は経験的勧告、または平均的なお勧め(効果には個人差があります)
    この世では幸福になれないのではないか。

    定言命法=きみの人格およびあらゆる他者の人格のうちにある人間性を、つねに同時に目的としても扱い、けっしてただ手段として扱う

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    2022年06月17日
  • 西洋倫理思想の考え方

    Posted by ブクログ

    倫理 ethics 他社との関係の中で、よく生きる上での筋道
    ソクラテス「知」 プラトン「知恵 勇気 節度 正義」 

    アリストテレスの幸福であること
    ロゴス「理」を伴う活動をアレテー「徳」によって全うすること
     オルネーシス「思慮」選択肢を見極める知
     欲求の習慣づけ エートス「性格」の形成
     過剰でも不足でもなく メソテース「中庸」であること

    ストア派ゼノン ピュシス「自然」 宇宙との結合

    キリスト教 三世紀からローマ帝国へ浸透
     アウグスティヌス「告白」  愛欲 自己の弱さ  
     四元徳 節度、正義、勇気、思慮 悪と戦うこと
     神への愛、隣人愛

    カント倫理学
    「自由」=自然の中でさ

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    2022年08月03日

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