作品一覧

  • 上げ潮の時代 GDP1000兆円計画
    4.0
    衣食住・心が豊かな国 日本人すべてが「中流の上」に! GDPが2倍になる必然/増税はかぎりなくゼロに/財政再建を成功させる「黄金比」/借金を増やさず成長する路線/わずか0.9%の差が変える未来/名目4%成長の実現性/100年に1度のチャンスをつかんだ国/有望分野が目白押し/均衡ある発展から分権国家へ/官僚との凄まじい攻防戦の始まり/道州制で生まれる地方の活力/官民の待遇格差をどう解消するか/地方公務員も聖域ではない/利益誘導政治の終わり/潮目の変化は大チャンス 日本は自動車と歩行者の接触事故が多いといわれる。であるならば、歩行者が持つ携帯電話に発信機能を持たせ、自動車がその信号を認識して、運転手に注意を促すことが可能である。とくに、子供にこの発信機能を持たせることができれば、集団登下校時の事故防止に有効である。本書を執筆中の2006年9月にも、多くの幼児や児童が、暴走車の犠牲になった。こうした悲劇を防ぐのも、日本ならではの微細加工技術、そして細かい目配りができる民族的な「文化」なのである。(中略)環境を保全する技術も含め、こうした日本のテクノロジーは今後、世界をリードし、尊敬を集め、まったく新しい産業に進化していくだろう。――<第2章 GDP1000兆円の「成長国家」より>
  • 官僚国家の崩壊
    3.5
    元自民党幹事長の、政治生命を賭けた告発! 日本の権力の中枢に巣くう「ステルス複合体」とは何か?政治家、官僚、経営者、ジャーナリスト、学者のなかに存在する邪悪なリンクを、国民の眼前に初めて曝す! 序章 日本を滅ぼす「ステルス複合体」の正体 第1章 霞が関主導の罠 第2章 「ステルス複合体」との死闘 第3章 大転換する政治 第4章 美しい心を育む「美しい国」 第5章 復活か破滅か――岐路に立つ日本 第6章 21世紀の大戦略 第7章 地方に学ぶ日本資本主義の英知 第8章 再び「日昇る国」へ 第9章 日本国の大改造

ユーザーレビュー

  • 官僚国家の崩壊

    Posted by ブクログ

    自民党元幹事長、女性の話で辞職した、上げ潮派の代表の中川氏の著作である。

    中川氏の意見としては、官僚国家を政治主導で変える、税収は増税ではなくて再建するといっているが、あまり民主党の主張と変わらなく感じた。

    というか、自民党の中に政策がありすぎることの問題かもしれないが。

    0
    2011年06月29日
  • 官僚国家の崩壊

    Posted by ブクログ

    官僚制度批判の書です。もう少し具体的な踏み込みも欲しかった感がありますが、政治家の意見表明の書としては、これでよいのかもしれません。

    中川さんですが、元経済記者上がりで、国会議員の娘婿として地盤を引き継いで政治家になったんだな(でも最初は新自由クラブ)、というのが分かりました。愛人問題(+α)で一度失脚した経緯も書かれていますが、個人的には政治家を愛人問題で追い込んではいかんよな、と思います(セクハラはいかんですが)。クリントン前大統領のスキャンダルのときにアメリカにいましたが、あれはアメリカ人も基本的にはうんざりしていたように思います。

    感想として改めて公務員制度改革は、官僚自身のた

    0
    2009年12月26日
  • 上げ潮の時代 GDP1000兆円計画

    Posted by ブクログ

    政治家による日本経済についての本。自民党代議士、中川秀直の著作。政治家にこんな立派な本を書く時間が本当にあるのか不思議でならない。内容は、日本もGDP成長率3〜4%を維持することは十分で可能であり、そうすることでGDPは年間20兆円増えるから経済のパイを奪うことのない豊かな社会をつくれます…ということ。道州制導入や小さな政府を目指すところは大前研一の主張と酷似している。小泉政権から安倍政権にバトンタッチされた時期に書かれた本ではあるが、安倍政権の終わった今読んでもまだ賞味期限切れではない。勉強になる。

    0
    2009年10月04日
  • 官僚国家の崩壊

    Posted by ブクログ

    新聞記者の経験からか過度の霞ヶ関官僚批判とその裏返しの道州制賛美。古木日本社会の良さ、地方の良さを評価するあまり、「外国人と共存出来るようになれば些細な差異のある日本人同士も共存出来る社会になるはずだ」と移民受入を主張するなど支離滅裂な面が多々ある。部分的には同意出来る点もあるのだが…そもそもこいつが有能なら安倍内閣が(ry

    0
    2018年11月04日
  • 官僚国家の崩壊

    Posted by ブクログ

    古くても、提言はその通り。

    官僚支配の国家を、戦中の日本軍に例える方法は、わかりやすい。
    メンバー間の”間柄”を重視して、本来の目的が遂行できないこと。

    竹中平蔵について、個人的に行ったことは?があるけど、
    本書で書かれている官僚制度をうまく改革できたことは、見事。
    勝因は個人だけでなく、組織ごと必要なところに自分の味方を
    一気に送り込んだこと。会議などを調整する人(ロジというそうです)
    は官僚に抑えられているので、普通は何もできないところを
    そこを一気通貫に変えることで、民間人として改革を進める
    ことができた。
    今は、誰もできていないでしょうね。

    0
    2013年12月12日

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