中川秀直のレビュー一覧

  • 官僚国家の崩壊

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    自民党元幹事長、女性の話で辞職した、上げ潮派の代表の中川氏の著作である。

    中川氏の意見としては、官僚国家を政治主導で変える、税収は増税ではなくて再建するといっているが、あまり民主党の主張と変わらなく感じた。

    というか、自民党の中に政策がありすぎることの問題かもしれないが。

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    2011年06月29日
  • 官僚国家の崩壊

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    官僚制度批判の書です。もう少し具体的な踏み込みも欲しかった感がありますが、政治家の意見表明の書としては、これでよいのかもしれません。

    中川さんですが、元経済記者上がりで、国会議員の娘婿として地盤を引き継いで政治家になったんだな(でも最初は新自由クラブ)、というのが分かりました。愛人問題(+α)で一度失脚した経緯も書かれていますが、個人的には政治家を愛人問題で追い込んではいかんよな、と思います(セクハラはいかんですが)。クリントン前大統領のスキャンダルのときにアメリカにいましたが、あれはアメリカ人も基本的にはうんざりしていたように思います。

    感想として改めて公務員制度改革は、官僚自身のた

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    2009年12月26日
  • 上げ潮の時代 GDP1000兆円計画

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    政治家による日本経済についての本。自民党代議士、中川秀直の著作。政治家にこんな立派な本を書く時間が本当にあるのか不思議でならない。内容は、日本もGDP成長率3〜4%を維持することは十分で可能であり、そうすることでGDPは年間20兆円増えるから経済のパイを奪うことのない豊かな社会をつくれます…ということ。道州制導入や小さな政府を目指すところは大前研一の主張と酷似している。小泉政権から安倍政権にバトンタッチされた時期に書かれた本ではあるが、安倍政権の終わった今読んでもまだ賞味期限切れではない。勉強になる。

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    2009年10月04日
  • 官僚国家の崩壊

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    新聞記者の経験からか過度の霞ヶ関官僚批判とその裏返しの道州制賛美。古木日本社会の良さ、地方の良さを評価するあまり、「外国人と共存出来るようになれば些細な差異のある日本人同士も共存出来る社会になるはずだ」と移民受入を主張するなど支離滅裂な面が多々ある。部分的には同意出来る点もあるのだが…そもそもこいつが有能なら安倍内閣が(ry

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    2018年11月04日
  • 官僚国家の崩壊

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    古くても、提言はその通り。

    官僚支配の国家を、戦中の日本軍に例える方法は、わかりやすい。
    メンバー間の”間柄”を重視して、本来の目的が遂行できないこと。

    竹中平蔵について、個人的に行ったことは?があるけど、
    本書で書かれている官僚制度をうまく改革できたことは、見事。
    勝因は個人だけでなく、組織ごと必要なところに自分の味方を
    一気に送り込んだこと。会議などを調整する人(ロジというそうです)
    は官僚に抑えられているので、普通は何もできないところを
    そこを一気通貫に変えることで、民間人として改革を進める
    ことができた。
    今は、誰もできていないでしょうね。

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    2013年12月12日