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Posted by ブクログ
官僚制度批判の書です。もう少し具体的な踏み込みも欲しかった感がありますが、政治家の意見表明の書としては、これでよいのかもしれません。
中川さんですが、元経済記者上がりで、国会議員の娘婿として地盤を引き継いで政治家になったんだな(でも最初は新自由クラブ)、というのが分かりました。愛人問題(+α)で一度失脚した経緯も書かれていますが、個人的には政治家を愛人問題で追い込んではいかんよな、と思います(セクハラはいかんですが)。クリントン前大統領のスキャンダルのときにアメリカにいましたが、あれはアメリカ人も基本的にはうんざりしていたように思います。
感想として改めて公務員制度改革は、官僚自身のためにもきちんと進めていかないといけないんでしょうね。高橋洋一氏の例を取って「回転ドア」の安全性が確認されたとしていますが(かなり特殊な例のように思いますが)、民→官の方向の回転ドアも空ける必要があるんでしょうね。
中川氏は本書で出した「ステルス複合体」や前著のタイトルにも使われた「上げ潮派」といった言葉を作っています。私見ですが、言葉にセンスがないのかなと感じます。まず、何を意味しているのかがイメージしづらいです。ステルス複合体にいたっては、攻撃対象としての害悪感が出ていないし(ステルスって一般用語なんだっけ?)、ターゲットがますますぼんやりしてしまうし、重要な解決策がはっきりイメージできないです。重要なポイントなんだから誰か考えてやらないと...
Posted by ブクログ
古くても、提言はその通り。
官僚支配の国家を、戦中の日本軍に例える方法は、わかりやすい。
メンバー間の”間柄”を重視して、本来の目的が遂行できないこと。
竹中平蔵について、個人的に行ったことは?があるけど、
本書で書かれている官僚制度をうまく改革できたことは、見事。
勝因は個人だけでなく、組織ごと必要なところに自分の味方を
一気に送り込んだこと。会議などを調整する人(ロジというそうです)
は官僚に抑えられているので、普通は何もできないところを
そこを一気通貫に変えることで、民間人として改革を進める
ことができた。
今は、誰もできていないでしょうね。
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