作品一覧

  • 園芸学の基礎
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    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 種子の発芽から,成長して次世代の種子をつけるまでの園芸作物の一生を,分子生物学などの最新研究を取り入れながら生理的に解説し,環境変化によって成長がどう影響されるのかが学べる、わかりやすいテキスト。
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
    4.0
    1巻968円 (税込)
    生物の進化のメカニズムは、自然淘汰のなかで自らが生き残り、子孫を残して遺伝子をつなぐという「利己的」な動機に基づいて説明されることが多い。だとすれば、多くの種で観察される「利他的」な行動は、どのように説明すればよいのだろうか? 本書は、植物学者と動物学者がタッグを組み、その謎の答えに迫る。カギとなるのは「共生」という戦略である。互いの強みを融合し、欠点を補い合いながら自然淘汰に打ち克った生物たちのドラマをお届けする。

ユーザーレビュー

  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ

    Posted by ブクログ

    「利他」の生物学というタイトルですが、
    「共生」の生物学というほうが、しっくりします。
    あとがきにも、筆者の2人は「進化と共生」を主題にしたとあります。
    ミトコンドリアや葉緑体は、元々は別の細菌だったのを共生によって上手くとりこんだということです。
    人間の腸内や皮膚の表面にはたくさんの菌が住み着いていて、人間も菌も上手く暮らしているということです。

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    2023年11月06日
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     生物学において純粋な「利他」は存在するのか、という問題意識を持って、門外漢ながら本書を読みました。「善行は人に知られてはならない」という格言から「後で自分に返ってくるからという利己的目的から他人に利する行為を「利他」と呼べるのか」と考えていました。

     「自らの種が生き延びるため」の他の種に利する行動を「利己」と定義するのであれば、その反対の意味での利他的な生物は本書には挙げられていませんでした。

     しかし、上の問題意識とは離れますが、「盗毒」という現象・考え方は、細胞内共生や昆虫と植物の関係とは性質の異なる「共生」であると感じました。この現象を初めて知ったということもあり、公共財的な現象

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    2023年08月25日
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ

    Posted by ブクログ

    生物の共存にも多種多様なものがあり、決して利他的行動が全てではなく利己的な関係も存在することを知った。異なった生物が利用し合うためにイタチごっこのような進化を果たしてきたと考えると面白い。

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    2025年04月08日
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ

    Posted by ブクログ

    とても楽しい。生物の共生について、利他、利己という見方を参照しながら学んでいく。これらのキーワードが傍らにあるおかげで、人の社会について客観的な視点で振り返りながら生物を学ぶという貴重な体験になっている。高校生以上におすすめ。
    最後に人と腸内細菌の共生の例があるが、著者が生物学者なので若干用語の使用法(「免疫力」「体にいい」など)に誤解を招きかねないところがあるのは要注意。

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    2024年06月18日
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ

    Posted by ブクログ

    自分を犠牲にして他人のために行動することを「利他的行動」、その逆に自分自身のために行動することを「利己的行動」と言う。周囲の人達を見ていると、自分勝手だとか、われ先にと自分優先な人が多い一方で、他人を喜ばせようと一所懸命になって疲れてしまっている様な人もたまに見かける。人間社会はそうした利他的、利己的な人の割合は概ね7対3の割合がうまく行くそうだ。他人を助けようとする利他的な人ばかりの方が、より助け合って幸せな社会が気づけそうではあるが、利己的な人が3割もいた方が良いとはどういう事だろうか。もし全員が利他的で他人との「競争」よりも「共生」を選択するなら、その社会の発展のスピードはゆっくりになる

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    2024年01月03日

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