鈴木正彦の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
    「利他」の生物学というタイトルですが、
    「共生」の生物学というほうが、しっくりします。
    あとがきにも、筆者の2人は「進化と共生」を主題にしたとあります。
    ミトコンドリアや葉緑体は、元々は別の細菌だったのを共生によって上手くとりこんだということです。
    人間の腸内や皮膚の表面にはたくさんの菌が住み着いて...続きを読む
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
     生物学において純粋な「利他」は存在するのか、という問題意識を持って、門外漢ながら本書を読みました。「善行は人に知られてはならない」という格言から「後で自分に返ってくるからという利己的目的から他人に利する行為を「利他」と呼べるのか」と考えていました。

     「自らの種が生き延びるため」の他の種に利する...続きを読む
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
    自分を犠牲にして他人のために行動することを「利他的行動」、その逆に自分自身のために行動することを「利己的行動」と言う。周囲の人達を見ていると、自分勝手だとか、われ先にと自分優先な人が多い一方で、他人を喜ばせようと一所懸命になって疲れてしまっている様な人もたまに見かける。人間社会はそうした利他的、利己...続きを読む
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
    「利他」の生物学というタイトルのみの情報で読み始めたので、もっと人間的な気持ちの助け合いの話かと思っていたけど、「共生」についての解説でした。 でも、生物学に詳しくなくても理解できる面白い本でした。
    ミトコンドリアや葉緑体を取り込む細胞内共生の話、ウミウシの盗葉緑体、フグの盗毒、口・消化管・肛門を失...続きを読む
  • 「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ
    共生は利他的なのか。
    たまたま利用できたから、便利に使った、という結局利己的な行動が、共生につながった。

    餌を与えて依存させる。
    だまして使う。

    食う食われる以外にも、
    使う使われる、という関係がある。

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