中村繁夫の作品一覧
「中村繁夫」の「中国との付き合い方はベトナムに学べ」「中国のエリートは実は日本好きだ!―中国が百年、日本に勝てない理由」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中村繁夫」の「中国との付き合い方はベトナムに学べ」「中国のエリートは実は日本好きだ!―中国が百年、日本に勝てない理由」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中村さん最高! 京都出身でマリオ顔の商人という設定だけで好感を抱いてしまうのですが、このおっちゃんが世界の商売人たちと丁々発止のやりとりをしながら、レアメタルをかき集めてきているのです。
読んでいると中村さんが岡本太郎に見えてしょうがない「二つの選択肢があれば大変な方を選べ」という考え方や、言葉を覚え現地に溶け込み最先端の情報を掴んでいるところも、パリで抽象絵画に走った太郎のよう。こういうキャラは生き方を真剣に考えた結果、収まる形のひとつかもしれない。
それはともかく、語り口は率直で飾ったところが全然ないし、とにかく読んでて楽しい。大事なのは心を解き放つこと。読み終わったら元気になれます。
Posted by ブクログ
ベトナムについて知りたくて読書。
ベトナムについて知りたかったが、著者はベトナムより中国との関わりのほうが深く中国を中心に展開する。
日本は、稽古していた合氣道の根本の1つであった孫子の兵法「戦わずして勝つ」を交渉や外交で実践していくためにも、もっとベトナムのしたたかな交渉術をから学べるのではにかと主張している。
日本にとってベトナムはネクストチャイナの側面よりも中国へ対抗するために組む異質なパートナーに近いようだ。
個人的にはベトナム人の人的資源の低さが気になる。本書では、識字率が高く勤勉だと紹介するにとどまっている。
日本人は人がいい点、長期的な視野に立てない点、性善説に立ちがち