関口裕昭の作品一覧
「関口裕昭」の「パウル・ツェランと中国の天使」「読み書きが苦手な子を見守るあなたへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「関口裕昭」の「パウル・ツェランと中国の天使」「読み書きが苦手な子を見守るあなたへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
発達性読み書き障害であり現在は言語聴覚士として働く著書の自伝的な本。すごく印象的な場面は、高校に進学して初めての音読、「この学校に来て、その音読はなんですか?」と叱責されるシーン(P72)。入学したのは地元の進学校ということで、「読めない」ことを本人の能力ととてつもない努力で補ってきたんだろうなと感じたし、教師は教師で偏差値の高い高校に「読めない」生徒がいるとは思いもしなかったんだろうなとも思う。改めて、どんな学校でも様々な特性を持つ生徒がいる可能性を考慮しなければなと思う。シリーズ三作目、フユくんとナツちゃんの大人になった姿が知れたのも良かった!
Posted by ブクログ
短い作品ではあるが注釈を読まないとパウルツェランのエッセンスは到底わからない(個人差はありますが)と思う。私は詩を人生で堪能してきた人間ではないから、彼に触れるのはお薦めしないとご提言をいただいた反駁で手に取ったわけであるが、間テクスト性満ち溢れた本作はより彼について知りたいと思わせ、同時に多和田葉子という作家が積み上げてきたエクソフォニーを体感できるようなそんな作品だった。彼女の作品を関口さんが翻訳する。日本人のかいたドイツ語文学を日本人が翻訳する?不思議な試みだなと当初考えてはいたものの、同じ人間でも異なる言語に身をおいてみれば織り成す内容も形式も変わってくる。まさに「世界は言語によって構