作品一覧

  • 眩光(げんこう)の彼方
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    あの日の選択は正しかったのか。 ユニフォームを脱いでも人生は続く。 人々の再起と夢の功罪を描く、感動のヒューマンドラマ。 デビュー作で第12回静岡書店大賞 気鋭の新人が放つ待望の第2作 あの日の選択は正しかったのか。 「プロにはいかない」立花国際大学の外野手・笠谷は、神奈川ブルーソックスのスカウト・真柴瑞稀の誘いを一蹴した。 安定した生活を求めて社会人野球に進むと笠谷は言うが、元警察官の瑞稀は持ち前の洞察眼で、本心ではないと疑う。そこには、警察官時代にとある少年犯罪を未然に防げなかった後悔があった。 他の有望選手を差し置いてドラフト上位に笠谷を推す瑞稀。スカウト陣から反対の声が上がるなか、瑞稀は笠谷の本当の想いを探り始めるが……。 夢に翻弄される者たちを描く感動の物語!
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊
    3.9
    酔った勢いで応募した「予備自衛官補(よびじほ)」の試験が合格。全身あざだらけの戦闘訓練、土砂降りドロドロの匍匐前進。おまけにマスクなしの催涙ガス実体験。女子による驚きと笑いの体当たり記録です。はじめは見物気分だった彼女も、いつしか腕は周囲の自衛隊系女子に褒められるほど太くなり、腹から出る声も大きく居酒屋に一発でオーダーを通すほどに成長! 文庫版では予備自衛官にはじめて招集のかかった東日本大震災など、勤続6年を越えた岡田真理さんのスペシャルを2章追加です!
  • ぬくもりの旋律
    3.3
    1巻1,760円 (税込)
    それは「未来」へ繋がる小さな一歩――「みんなが我慢しなくていい方法を、ちょっとずつ探していこう」。作家・森沢明夫さん推薦! ある家族を中心に紡がれる、感動のデビュー小説。 作家・森沢明夫さん推薦! 人生の長く暗いトンネルも、そこから抜け出した世界の明るさも、すべては「出会い」が織りなす美しい奇跡であることを信じさせてくれる物語でした。 [内容紹介] 「あの日、私を救ってくれてありがとう」 現日スポーツの記者・直生は、栄神タイガースの抑えのエース・宮城峻太朗に絶大な信頼を置かれている。ある日彼は、宮城がフリーエージェント権を行使して、メジャーへ挑戦することを内々に知らされる。その挑戦を喜ぶと同時に、少しだけ羨ましく思う直生。いつか自分も独立して海外で取材がしたい……彼には二人の娘がいるのだが、次女の奏が自閉スペクトラム症で、子育てを妻の栞に任せきりだった。そんな中、奏が怪我をして入院することに。緊張の糸が切れたように崩れ落ちる栞を前に、直生は何一つ声をかけることができない。深まる溝、先の見えない未来。後悔の中、彼は思う。そもそも自分は、なぜ、この仕事を選んだのか……すると、中学時代に出会った先輩・佐々倉美琴の姿が脳裏に浮かんできた。 いま、小さな再生の物語(ドラマ)が幕を開ける。
  • 誰も知らない自衛隊のおしごと 地味だけれど大切。そんな任務に光あれ
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    馬の世話、楽譜の整理、排水の水質検査……。 現役自衛隊員ですら知らないような自衛隊の地味~な任務! 自衛隊というと、戦闘機や戦車、護衛艦などの部隊が脚光を浴びることが多いが、一般国民には、ほとんど知られていない、さまざまな職種があり、その部隊では日々、地味な任務が続けられている。 が、そういう部隊があって、初めて日本の平和は守られているのだ。 そこで、それら、地味だけど大切な、目立たない部隊を岡田が取材し、その任務を自ら体験、渾身の力を振り絞った(お笑いの?)ルポルタージュ。 マモル2017年7月号から19年7月号まで連載した「岡田の手も借りたい!」を、まとめ加筆した単行本。
  • 野球で、人を救おう
    -
    ボストンにて野球が人々を生かし、また活かす様子を目の当たりにしたスポーツライターである著者は、日本に戻って「野球で人を救う」ためのNPO組織を立ち上げる。時代を創るスポーツ×チャリティの新たな挑戦。

ユーザーレビュー

  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつかたどり着く場所を信じて人生にひたむきに向き合う選手と家族、スカウトたちの想い

    スカウトの話を軸に物語は進むが、夢を追いかけ挫折して人生が狂う人、それを支える人の存在、夢を追いかける土俵に乗ることをためらう人など、支えあってるとか、その人を信じるとかっていうメッセージが主のハートフルな話

    スカウトと対象選手の話かと思いきやその周辺の人物の心の動きが主で、登場人物やや多くて大変だが良い

    テレビドラマか映画にできる
    読後感が良い

    0
    2025年12月02日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    プロ野球、神奈川ブルーソックスのスカウト真柴瑞稀は元警察官。その職業眼を活かし大学野球で活躍する笠谷の本心を探る。選手の本当の気持ちとは裏腹にお世話になった指導者の立場を気にして進路を決めなければいけない理不尽さにやりきれなさを感じた。プロに入ってもずっと活躍できるのはごくわずかな選手だけ。戦力外通告を受け引退し転落人生を歩む選手もいる。瑞稀は選手の人生に全力でサポートし寄り添い続けていく最高のスカウトマンになってくれると信じている。

    0
    2025年10月20日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by 読むコレ

    予備自衛官なんて知らなかった。人にも薦めたい本。電子書籍で買ったから回し読みが出来なくて残念。

    0
    2013年08月12日
  • いざ志願! おひとりさま自衛隊

    Posted by ブクログ

    東日本大震災で予備自衛官の存在を知り、激しく憧れていました。
    飲み会前の時間調整にフラリと立ち寄った本屋で本書を発見、即購入。

    酔った勢いで「予備自衛官になろう!」と思い立った27歳女子の、予備自補受験から予備陸士長になるまでの体験記。
    とは言え単行本自体は2010年刊なので、メインは50日間(5日×10課程)の教育訓練中のアレコレです。文庫版は勤続6年目を迎えた著者によるスペシャル2章付き。

    語り口がとにかく軽快。
    戦闘訓練にしても射撃訓練にしても、「うわ、スゲー!」「よっしゃー頑張るぞー!」って常にハイテンションと云うか士気が高いと云うか。自衛隊の事を何もしらなかった著者がどんどんハマ

    0
    2013年03月10日
  • 眩光(げんこう)の彼方

    Posted by ブクログ

    眩光の彼方

    プロ野球チームのスカウトの苦悩。ずっと推してる選手がいたり。元プロ野球選手が犯罪に手を染めたり。

    非常に面白かった。読みやすく、感情移入もしやすい。

    0
    2025年10月23日

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