作品一覧

  • とりあえず話そう、お悩み相談の森 解決しようとしないで対話をひらく
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【森の生きものになった気持ちで読む、解決しようとしないお悩み相談!】 『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』など、生活にまつわるエッセイで大注目の作家 安達茉莉子による、お悩み相談本が登場。 身近な人にはちょっと話しづらく感じてしまう、人付き合い・働くこと・暮らしの悩みに、悩みを問題と捉えて解決しようと“しない”姿勢で、対話をするように応答していきます。 専門家のように悩みの明確な解決方法を示すわけではありません。しかし、これまでの著者自身の経験から生み出された言葉と絵によって、読んでいくうちに「こうしなければいけない」「これは解決しなければいけない問題だ」という思い込みから解き放たれていきます。 さらに、著者がお悩みと向き合う中で見つけた、悩みの根っこともいえる共通点から、これからの生き方を考えてみました。 〈本書の内容〉 はじめに とりあえず話そう~人付き合いの悩み編~ とりあえず話そう~働くことの悩み編~ とりあえず話そう~暮らしの悩み編~ “森”からのおてがみ~これからの六つの手がかり~ 1:他人の時間を奪うのが怖くて人に自分の相談ができない 2:「感情労働」との向き合い方 3:休むための休みがほしい 4:自分に正直になるってどうやるの? 5:実は別にダメじゃなかった 6:自分自身を否定しがちだった頃 アフタートークのような「おわりに」 〈プロフィール〉 安達茉莉子 mariko adachi 作家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活など様々な経験を経て、言葉と絵による表現の世界へ。著書に『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『らせんの日々 - 作家、福祉に出会う』(ぼくみん出版会)など。

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  • あなたのフェミはどこから?
    3.9
    1巻1,782円 (税込)
    個人的でありながらも共通する体験でもあり、連帯する基盤ともなるフェミニズムとの出会いを綴るリレーエッセイ。
  • 臆病者の自転車生活
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    さよなら、「繊細すぎ」のわたし! 「どうせ無理」なんてもう言わない。 読めばじんわりと温もりが広がり、元気がどんどん湧いてくる、 ZINEで大人気の作家が贈る自転車エッセイ集。 ---------------------- ふとしたきっかけで乗った自転車が、生活を、心を、大きく変えた。 心に怯えた犬を抱えて生きている著者が、電動アシスト自転車と出会って、小さな冒険を重ねていく。 横浜の街へ、鎌倉へ。 そしてロードバイクを手に入れて、真鶴へ、ついには海を越えて北海道へ。 ──自分の「できない」を乗り越えた女性の、勇気の物語。 ---------------------- 【目次】 ■はじめに ■第一話……電動自転車との出会い ■第二話……街場の自転車レッスン ■第三話……いつだって行ける場所にはいつまでも行かない ■第四話……「変化」がはじまった──夜のみなとみらいライド ■第五話……いざ鎌倉 ■第六話……ロードバイク記念日 ■第七話……本当にロードバイクがやってきた ■第八話……ツール・ド・真鶴(前編)──大冒険への扉 ■第九話……ツール・ド・真鶴(後編)──往復百五十キロの旅、時々雨 ■第十話……ライド・オン・北海道──苫小牧・支笏湖の旅 ■おわりに 未知なる道へ ■あとがき

ユーザーレビュー

  • 臆病者の自転車生活

    Posted by ブクログ

     作者が、自転車に乗り始めたことで、自分に自信をつけていく様子が描かれている。
     私も、自己肯定感低めで、自分に自信がない方だ。この本を通して、昔自分が車を使わず、歩きと自転車生活をした日々のことを思い出した。自転車だと、気になったお店などにすぐに寄り道できる楽しさがあった。私も、自分の足で漕ぐことで行きたいところに行ける、そんな自由が楽しかったことを思い出した。
     今ではすっかり車生活になってしまっているが、また自転車に乗りたくなった。本文中にも出てきた『弱虫ペダル』も読んでみたいと思った。

    0
    2025年09月27日
  • あなたのフェミはどこから?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まるで朝ドラ「虎に翼」の「はて?」というセリフのタイミングを集めたような本。
    当たり前だと思っていたのに「あれ?おかしいかも?」と気づく場面。
    様々な立場の方の寄稿が集まってて一つ一つ短い。軽そうで、全然軽くない。

    この本にはフェミニズムというテーマだが、「弱さを認めて、差別を減らして、共に生きていく社会」みたいな風潮が感じられる。弱さを見つめるために、それぞれが自分の生い立ちを話している項が多い。



    以下、ネタバレ
    ・・・・・・・・・・
    鴻巣麻里香「脱抑圧の三代記」
    p.69
    「子どもがいるんだから、そんなに無理して働くことはないんじゃないか。一度仕事のペースを落として、子育てに専念し

    1
    2025年09月07日
  • あなたのフェミはどこから?

    Posted by ブクログ

    多様な職業や様々な性自認を持つ19人が「あなたのフェミはどこから(はじまりましたか)?」の問いに対して、ナラティブに応えてくれる。個人的な生育歴や経験は多様でもどこかで共通する体験が語られ、フェミニズムとの出会いや現在の活動、到達点などを綴るリレーエッセイとなっている。1948年に定められた世界人権宣言の第1条は「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」と記載され、第1条のあとに「人間は、理性と良心を授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない」と続く。○国ファーストと排外主義が飛び交う今日において、人権感覚を研ぎ澄まし、ジェンダー

    0
    2025年07月21日
  • あなたのフェミはどこから?

    Posted by ブクログ

    自身がフェミニズムに対して、ちゃんとつかまえることができていないからだと思うが、わかりやすく入ってきたのは、星野概念さんと武田砂鉄さんの文章。フェミニズムだけでなく、自分とは異なる人との対峙には、必ず客観性を忘れてはならない、という点はいつも思うことだし、そうすることで少しでも中に入り込むきっかけになるかもしれないのだと改めて思い返した。適度な距離と、想像力と、それを反芻する能力が高まることでお互いがもやもやせず、もう少し前を向いて生きていけるような雰囲気が作り出せそうな気もするが、それがなかなか難しいのだよな、と改めて思ってしまった。

    0
    2025年06月29日
  • 臆病者の自転車生活

    Posted by ブクログ

    中学時代ママチャリで片道1時間かけて通学していた頃を思い出した。読み始めてすぐに電動自転車が欲しくなった。読み進めていくうちにロードバイクにも乗りたくなった。表紙のイラストと自転車生活というタイトルに惹かれて購入したけど、とっても刺激になる素敵な本に出会えた。内容はもちろん、作者さんの文体も好み。他のエッセイも読みたい。

    0
    2025年05月09日

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