作品一覧

  • 遅考術―――じっくりトコトン考え抜くための「10のレッスン」
    4.3
    この書籍は、 「自分の考えって浅いなぁ...」 「考えているはずなのに考えている気がしない」 「自分のあたまでしっかり考えた感覚がほしい」という、 深く考えられない悩みがある人のためのものです。 そんな人でも、遅考する(ゆっくり考える)方法を身につけることで、論理的思考力だけでなく発想力も高められます。 <「遅考」の5大メリット> ・ 思考の間違いが起こりやすい場面を理解できる ・ 思考に誤りがある可能性に、恐れず向き合える ・ よりよいアイデアや仮説を粘り強く考え続けられる ・ さまざまな思考ツールが使いこなせる ・ 想像力と創造性を発揮して、いろいろな可能性を吟味できる <「遅考術」とはどんなもの?> 1.マイナスをゼロに→思考にエラーが発生しやすい状況や場面を知り、注意できるようになる 2.ゼロからプラスへ→思考をうまく先へと進め、適切なアイデアや妥当な仮説を導き出すためのコツや方法 認知の「バイアス」が、1の主なターゲットです。2は「思考ツール」とも言えます。本書では一般的な思考ツールに加えて、科学で用いられる基本的な手立ても、日常的な場面でも使える効果的な思考の道具として紹介します。応用的な話題として、非科学・反科学・陰謀論といった現代的なテーマも扱います。詭弁とジレンマを扱ったレッスン4と7を挟み、飽きずにじっくり頭を働かせられます。 <本書の特徴> その1【豊富な「問い」】 実際に問題に取り組むと、思考にエラーが発生しやすい場面を実感を伴って理解できます。 その2【対話形式】 問題がすぐに解けずとも、対話がヒントになり、限界の少し先まで自力で思考できます。この対話は、実際の遅考プロセスを再構成したもので、その過程や誤答も参考すればさらに思考力が高まります。
  • 科学的思考入門
    4.4
    1巻1,155円 (税込)
    「ふだん使いの科学」で、思考の土台を強くする! 自分の頭で考え、ファクトチェックするためにーー科学という営みの本質を楽しく学べる、最良の入門書。 有害な情報から身を守り、無意識のバイアスを避けるには? 情報過剰社会を生きる私たちに必須の「免疫」 ーー日常・仕事で威力を発揮する「科学的思考」 <本書の内容> 第1章 科学的思考をスケッチする 第2章 因果関係を考える 第3章 科学的思考を阻むものーー心理は真理を保証しない 第4章 実験という方法 第5章 科学的に説明するとはどういうことか 第6章 科学的に推論し、評価する 第7章 みんなで科学的に思考する 因果関係の正しい理解から、認知バイアス、アブダクションまで 豊富な例や問題でわかりやすく解説

ユーザーレビュー

  • 科学的思考入門

    Posted by ブクログ

    世の中に溢れている真偽不明な説を冷静に受け止めるための考え方がわかる一冊。その説は個人の意見なのか第三者の査読がされているのか、再現性があるのか、など科学的に見ることが学べます。日常生活や仕事にも活かせそうです。

    0
    2025年10月25日
  • 科学的思考入門

    Posted by ブクログ

    下手なビジネス本より仕事の役に立ちそうだし、日常会話でも論理的に説明することができるという気持ちにさせてくれそうだと思った。
    仮説と演繹なんてまさに仕事でも使うよなーとか考えながら読めた。
    時間をあけてまた読みたい本。
    同じ著者の「思考力改善ドリル」が積読状態なので、こっちも読もうと思った。

    0
    2025年08月02日
  • 科学的思考入門

    Posted by ブクログ

    今までぼんやりと行ってきた思考の数々を、分かりやすくまとめてくれていて非常に良かった。
    1度読んだだけでは意識しきれない部分もあるので、しばらくしたらまた読みたい。

    0
    2025年05月14日
  • 科学的思考入門

    Posted by ブクログ

    新書にしてはずいぶん本格的だなあ。
    「制度に支えられていない、あるいは制度から外れた「ワイルドな」な知的活動から流れ出す情報に注意せよ。」「専門家」については「何を研究しているか」「どの分野の専門家なのか」に注意せよ。できれば「近年の研究活動や業績」もチェック。「専門家のコミュニティで合意はあるのか、あるいはどのくらい幅広い意見が存在するのか」も考えましょう。これ大事だねえ。

    0
    2025年04月07日
  • 科学的思考入門

    Posted by ブクログ

    特定の人物や難解な学術用語を極力排している印象で、その一方で紙幅を確保した新書として、広く科学的な思考・振る舞いについて述べられている。大学から学術的なスタイルが変わる中での指針として新入生にも向けられるだろうし、それ以前の受験戦争の中高生にとっても思考の足がかりとして触れておいても得るものは多いように思う。

    0
    2025年04月05日

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