作品一覧

  • はじめての王朝文化辞典
    4.3
    1巻1,595円 (税込)
    平安時代の家、調度品、行事や服装、儀式、季節の行事、食事や音楽、娯楽、スポーツ、病気、信仰や風習……。『源氏物語』や『枕草子』など古典文学の世界が鮮やかによみがえる! 文化を学べる読む辞典。
  • 平安のステキな!女性作家たち
    3.6
    1巻1,089円 (税込)
    千年前の彼女たちも,一生懸命生きていた! 源氏物語や枕草子はなぜ書かれたのか? 紫式部が清少納言や和泉式部に抱くジェラシー.明るい枕草子の悲惨な背景.蜻蛉日記に込められた心の叫び.更級日記に綴られた後悔.紫式部,清少納言,和泉式部,道綱母,孝標女――作家同士の関係もわかる,ハートを感じる王朝文学入門書.

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ユーザーレビュー

  • はじめての王朝文化辞典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても面白かったです!
    物の名前と説明だけではなく、それが登場する作品を引用して解説していたので頭に入りやすかったですし、物の意味を知ると見える世界がこんなにも変わるんだな〜と驚かされました。
    平安時代の文芸作品には苦手意識があったのですが、本書を読んで興味が湧きました!

    0
    2023年09月29日
  • はじめての王朝文化辞典

    Posted by ブクログ

    素敵!
    川村裕子氏の著作はいくつか読んでいます。
    どれも共通するのは、
    優しく穏やかな語り手がいること。
    まるで平安時代の物語に出てくる女房に案内されている気分になります。

    たくさんの説明で疲れているときにも、
    励ましてくれる、
    あたたかでやさしい王朝文化への入門書なのです。


    さて、この本は、
    平安時代に当たり前のように出てくる言葉や風習、物、場所を解説した本です。
    解説といっても、心配いりません。
    とてもとてもわかりやすくガイドさんが案内してくれます。

    最初は寝殿造などの建物のお話から。
    ほんとうに、一緒に建物を見て回るような気分になれます。

    平安貴族たちの暮らしは、結構忙しく、

    0
    2023年02月25日
  • はじめての王朝文化辞典

    Posted by ブクログ

    辞典と言うには語りが多すぎる、
    だが柔らかい語り口を読んでいるとこれ以上ないくらい、ビジュアルな文で、臨場感が素晴らしい。楽しく読み進められるし思ってきたよりずっと面白かった。
    王朝ものはやはり楽しい。

    0
    2025年09月06日
  • 平安のステキな!女性作家たち

    Posted by ブクログ

    これも一気読み。本当は一緒に購入した『平安男子の元気な生活』の方が先行みたいだけど、明日の『光る君へ』に清少納言の有名なシーン(香炉峰の雪)が出るらしいので、こちらを先に読まずにはいられなかった。
    『平安女子…』と同様の超現代的表現による、川村先生の語り口は、本当に軽快!逆に、こういう表現に慣れてない方々にはちょっと眉を顰められるくらい⁇昔「桃尻版 枕草子」が当時の若者であったはずの自分にはちょっと苦手だったので、今の若い人でも苦手な人はいるかもね。
    道綱母と清少納言のあたりで、一瞬、大石静さんもこの本読んでないか…と思ってしまったけど、発行がかなり最近なのでそれはないかな? ただ、参考文献に

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    2024年04月20日
  • 平安のステキな!女性作家たち

    Posted by ブクログ

    藤原道綱母、清少納言、紫式部、和泉式部、菅原孝標女のことが書いてありました。有名すぎる清少納言や紫式部のことは多少知ってますが、他のお三方の書いたものについてはよく知らなかったので、興味深く読みました。

    この五人は、書いたものの形式や内容がそれぞれに異なっています。エッセイ、小説、自伝的な日記(主婦の日常、大恋愛の回想や歌、旅)など。セレブ婚だった道綱母、略奪愛の和泉式部の日記を書いた動機などはなるほど~と思いました。
    特に、道綱母の日記は、セレブ婚してても、一夫多妻のなかで生きる女性の焼きもちや焦り・不安なんかが書かれているらしい。で、これが紫式部の心理描写に影響を与えているって話も興味深

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    2024年03月25日

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