作品一覧

  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    日本唯一のアザラシ保護施設で働く飼育員の奮闘保護エッセイ! 幼い頃に出会ったぬいぐるみがきっかけで、アザラシの虜となった一人の女性。「ただただ、アザラシのそばにいたい」という想いが、これまでの歩みを進める原動力だった。アザラシ愛溢れる飼育員が、アザラシの魅力と10年にわたる保護活動を通じて見えてきたアザラシの抱える問題について伝えます。 愛くるしい表情と仕草で私たちを癒してくれるアザラシたちをもっと知ろう! 第1章 私とアザラシとの出会い ●幼いころ ●念願の獣医学部で ●動物病院の獣医師として column01 アザラシとは 第2章 いざ、北海道紋別市へ。アザラシ救助の日々 ●日本で唯一のアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」 ●アザラシ救助隊の出動 ●保護個体の命を守るために ●とっかりセンターの一日 column02 お魚図鑑 column03 なんとなくいつもと違っていた、ようちゃんの出産 第3章 野生復帰に向けた訓練とリリース ●野生復帰か飼育継続か ●リリースに向けた訓練 ●リリースと、その後 ●保護するのは良いことなのか? 第4章 アザラシ5種ととっかりセンターのアザラシたち ●5種類のアザラシたち ●とっかりセンターの個性的なアザラシたち column04 とっかりセンターを訪れる鳥たち ***** 皆さんには「これが好き」と心から思えるものがあるだろうか。周囲に理解されなくても、誰かに胸を張って語れなくてもかまわない。そんなことはたいしたことではないと思えるくらいに、私はアザラシが大好きなのだ。アザラシの魅力や保護活動の現状をお伝えしたいことはもちろん、皆さんの「これが好き」という気持ちを応援できたら、とても嬉しい。 (はじめにより) *****

ユーザーレビュー

  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

    Posted by ブクログ

     葛藤や苦労ももちろん沢山あったけど、ずっとアザラシの事が大好きで、アザラシのそばにいて、彼らのためになることをするための努力を絶やさず行える人なんだと思った。

     印象に残ったのは、筆者の経歴、保護個体の話、普段の業務の話。

     経歴として、高校生の時からアザラシに関わりたいと思って進路選択をし、大学でも努力を続けて獣医師免許取得。それでも、アザラシの保護をしている水族館が少なく?狭き門。で、1回は動物病院で働いてから、アザラシセンターへ行った。という経歴がすごいと思った。そこまでの強い愛情を持ち続けて、実際に行動に移せる人はそう多くないと思う。
     あとは、行動力がすごい。
     大学の際、当初

    0
    2025年08月02日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

    Posted by ブクログ

    audible119冊目。

    著者のアザラシ愛に心が癒されます。
    そして、自然環境や海洋生物の保全、動物保護の在り方なども考えることができ、とっても魅力的な本でした。
    書店では在庫なしだったので、折に触れて探しながら、手元にも大切に置いておきたい1冊になりました。

    著者が自分の人生にアザラシの思いを重ねている部分に、うっかり涙が出そうになりました。
    とっかりセンターに行ってみたくなりました。

    0
    2025年07月27日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アザラシ大好きな人はもちろん、進路に悩む学生さんにもおすすめな一冊。
    アザラシの賢さに驚くところもあり、
    亡くなったアザラシの解剖エピソードは思わず泣いてしまいました。
    とっかりセンターに行きたくなりました。

    0
    2025年04月12日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

    Posted by ブクログ


    紋別にあるアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」で働く著者のアザラシ愛溢れる本。餌やり体験で会ったキョロちゃんの話などもあり、アザラシと、とっかりセンターのことがより好きになってしまった。
    アザラシ保護の是非の話、保護したアザラシの生存率の話など、楽しく可愛い話だけではないところも読み応えがあった。子供の頃からアザラシに関わる仕事がしたいと進路を決めていく話は、ぼんやりしていた自分と違いすぎて羨ましく思う。

    0
    2024年11月09日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

    Posted by ブクログ

    小さい頃からアザラシが大好きな著者が、北海道のアザラシ保護施設で働き、そこでの活動を描いたエッセイ。保護されたアザラシの育て方や種別ごとの生態が詳細に書かれていて、本当にアザラシが好きだというのが読んでいて伝わってきた。
    機会があれば、是非筆者の働いている施設へ訪れてみたい。

    0
    2024年10月04日

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