岡崎雅子のレビュー一覧

  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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     葛藤や苦労ももちろん沢山あったけど、ずっとアザラシの事が大好きで、アザラシのそばにいて、彼らのためになることをするための努力を絶やさず行える人なんだと思った。

     印象に残ったのは、筆者の経歴、保護個体の話、普段の業務の話。

     経歴として、高校生の時からアザラシに関わりたいと思って進路選択をし、大学でも努力を続けて獣医師免許取得。それでも、アザラシの保護をしている水族館が少なく?狭き門。で、1回は動物病院で働いてから、アザラシセンターへ行った。という経歴がすごいと思った。そこまでの強い愛情を持ち続けて、実際に行動に移せる人はそう多くないと思う。
     あとは、行動力がすごい。
     大学の際、当初

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    2025年08月02日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    audible119冊目。

    著者のアザラシ愛に心が癒されます。
    そして、自然環境や海洋生物の保全、動物保護の在り方なども考えることができ、とっても魅力的な本でした。
    書店では在庫なしだったので、折に触れて探しながら、手元にも大切に置いておきたい1冊になりました。

    著者が自分の人生にアザラシの思いを重ねている部分に、うっかり涙が出そうになりました。
    とっかりセンターに行ってみたくなりました。

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    2025年07月27日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    ネタバレ

    アザラシ大好きな人はもちろん、進路に悩む学生さんにもおすすめな一冊。
    アザラシの賢さに驚くところもあり、
    亡くなったアザラシの解剖エピソードは思わず泣いてしまいました。
    とっかりセンターに行きたくなりました。

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    2025年04月12日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    紋別にあるアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」で働く著者のアザラシ愛溢れる本。餌やり体験で会ったキョロちゃんの話などもあり、アザラシと、とっかりセンターのことがより好きになってしまった。
    アザラシ保護の是非の話、保護したアザラシの生存率の話など、楽しく可愛い話だけではないところも読み応えがあった。子供の頃からアザラシに関わる仕事がしたいと進路を決めていく話は、ぼんやりしていた自分と違いすぎて羨ましく思う。

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    2024年11月09日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    小さい頃からアザラシが大好きな著者が、北海道のアザラシ保護施設で働き、そこでの活動を描いたエッセイ。保護されたアザラシの育て方や種別ごとの生態が詳細に書かれていて、本当にアザラシが好きだというのが読んでいて伝わってきた。
    機会があれば、是非筆者の働いている施設へ訪れてみたい。

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    2024年10月04日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    以前、流氷を見に紋別に行った時にとっかりセンターにも行って「かわいい!」とは思ったものの、そこまで興味がわかなかったアザラシ。
    ここ数年、ひょんなことからとっかりセンターのSNSをチェックするようになって、その愛くるしさだけでなく賢さや生態にもジワジワと興味をもつようになりました。
    この本では前半は著者が飼育員になるまでのお話(これもその熱意と紆余曲折が読みごたえありました!)、その後はアザラシの生態や飼育員の仕事、保護活動、さらには「保護後にリリースをすることが幸せなのか否か」といったテーマまで、アザラシのあれこれがとにかくつまっていてその面白さに一気に読んでしまいました。

    何より、著者の

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    2022年10月05日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    幼い頃からのアザラシ愛は途切れることなく、著者を日本唯一の
    アザラシ保護施設へと導いた。その飼育員による、奮闘エッセイ。
    カラー口絵8ページと文中にモノクロのアザラシの写真、
    イラストが秀逸。
    第1章 私とアザラシとの出会い
    第2章 いざ、北海道紋別市へ。アザラシ救助の日々
    第3章 野生復帰に向けた訓練とリリース
    第4章 アザラシ5種ととっかりセンターのアザラシたち
    column01~04、参考文献(サイト情報含む)有り。
    アザラシが好き過ぎて一途に突き進み、初志貫徹!
    アザラシ保護施設で直に触れられる幸せ溢れるアザラシ愛と、
    日々のアザラシ保護と飼育に奮闘する姿の潔さ、
    そしてアザラシを巡る

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    2022年08月13日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    これでもかっ!!ってくらい著者のアザラシ愛が溢れていました。最初から最後までアザラシの可愛いさにメロメロ。

    「ゴマフアザラシ」、「ワモンアザラシ」、「クラカケアザラシ」、「アゴヒゲアザラシ」、「ゼニガタアザラシ」

    アザラシの種類ごとの説明も分かりやすい。
    アザラシの生態、賢さ、恋模様、トレーニングの様子も知れておもしろかった。
    表情も、振る舞いも、いかに感情豊かで愛らしいかが文章の端々からヒシヒシと伝わってくる。
    飼育員さんと個性的なアザラシたちとのエピソードにほっこり。

    著者の何がすごいって、アザラシのそばにいたくて獣医師免許を取り、獣医師から飼育員としてアザラシ保護センターへ転職。

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    2022年08月09日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    私の獣医師免許はアザラシのそばに居るための手段でしかなかったから。(p42)

    獣医師免許を持つ飼育員の岡崎さんのアザラシ愛はもちろんのこと、アザラシがいかに賢くて愛くるしいかが伝わってくる一冊。
    表紙のアザラシの絵に魅了されて購入したが、北海道で暮らしているのに知らなかったアザラシの抱える問題や、アザラシの保護活動に対する賛否等、岡崎さんのエッセイの中から勉強になることがいくつもあった。

    特に、アザラシを目的に紋別を訪れる人が増えれば飛行機の利用者が増え、空港路線の維持、そして地域医療に貢献する話が印象に残った。
    医療に直接関わらなくても、その町を何かで活性化させることができれば、地域医療

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    2022年07月17日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    普段Instagramで可愛い姿を見せてくれるアザラシ達の生立ちだったり、アザラシを可愛いだけではなくもう一歩踏み込んでみると漁業の被害だったり温暖化による流氷の問題だったり。
    今までSDGsとか意識高い事言ってんな〜と鼻で笑ってたけどアザラシの為ならもう少し自分も出来る事やろうと思えました!

    最後の章は今まで印象に残っているアザラシを5頭紹介されてるのですが、どの子も可愛くて亡くなってしまった子の話ではウルッときてしまい飼育員さんが本当にアザラシが好きなのが伝わってきました。

    いつか絶対にとっかりセンターにもアザラシシーパラダイスにも行きます!

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    2022年06月03日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシの事が詳しく描かれ、可愛いイラストも挿してあり、アザラシの魅力に引き込まれる内容。

    小さい頃から憧れて、アザラシに係わるお仕事に就いた著者が、幼少期から夢を追いかけ、アザラシの保護活動という分野で活躍出来るようになった経緯、実際の仕事やアザラシのこれまでの思い出話など、動物好きには堪らない、愛に溢れた話などあって、へーっと、アザラシの可愛らしい生態を知れた。

    同時に、温暖化による環境変化や漁業被害など、人間活動に起因する様々な問題も提起されていて、考えさせられた。

    自然界に戻して、元気に暮らしてもらうことが最終目標で、実際の現実的な状況や野生の動物と関わる難しさや覚悟なども大変だ

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    2025年05月18日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    突然ですが、私は「しろたにすと」です。ご安心を、ちゃんと説明します。
    「しろたん」という真っ白なアザラシのキャラクターがいまして、そのファンのことを「しろたにすと」と呼ぶんです。だから筋書きの「小さい頃に出会ったアザラシのぬいぐるみがきっかけで、アザラシに関わる職業を志すようになった」を読んだ時には、絶対しろたんだと胸躍ったんです。

    でも違った…。著者がぬいぐるみと出会ったのは1994年で、しろたんが生まれたのは1999年。
    しろたにすととしては些かガッカリでしたが、彼女のアザラシ愛を確かめたくて、そのまま潜っていくことにしました。

    ***
    著者は日本で唯一のアザラシ保護施設「オホーツクと

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    2025年02月08日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    <目次>
    第1章  私とアザラシとの出会い 
    第2章  いざ、北海道紋別市へ。アザラシ救助の日々
    第3章  野生復帰に向けた訓練とリリース 
    第4章  アザラシ5種ととっかりセンターのアザラシたち

    <内容>
    幼い時からのアザラシ愛をこじらせて、獣医師になったものの、紋別のとっかりセンターで、アザラシの保護と育成、研究をしている著者の本。アザラシのかわいさ、賢さがよくわかる。またアザラシの状況もわかる。ゴマフアザラシはともかく、ゼニガタアザラシなどは、絶滅危惧種なんだとか…。あの黒々とした眼で見つめられれば、やられるな…

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    2025年01月17日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシ愛溢れる本。
    アザラシの保護施設「オホーツクとっかりセンター」での、印象に残っているアザラシの紹介などの他に、保護やリリース、アザラシの漁業被害についての問題の葛藤なども少し触れられている。
    ただ、アザラシが可愛いってだけでなく、問題点も、触れているのがいいと思う。

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    2024年11月19日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシ好きがすごく伝わる本。

    オホーツクとっかりセンターへ行ってみたくなる。ガリンコ号近場の周辺の野生のアザラシを見に行きたくなる。

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    2024年11月10日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシが好きすぎて日本唯一のアザラシ保護施設、紋別のとっかりセンターに勤めるまでに至った方のエッセイだが、アザラシの生態や種類、センターにいる子たちの性格等生物学的側面ももちろんあり、どうやって保護をして、その後をどうしているかを知ることもできる良い一冊だった。
    アザラシ可愛い。

    真冬にとっかりセンター現地には行ったことがあるが表には誰も居なかった記憶がある。今度はちゃんと行きたいものだ。
    昨今ではアザラシ幼稚園と呼ばれ流行っているオランダの保護施設の茶柱たち(縦にプールに浮かぶ子アザラシたち)のおかげで、保護施設自体の認知と、保護とは何なのかの興味が少しは広がっているだろうが、こういった

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    2024年09月17日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    あざらし好きな私にとって魅力的なタイトル
    著者のあざらしに対する愛が溢れていて、とても心が温かくなった。
    あざらしに対する知識も増えて、水族館で見るあざらしに対する見方が変わりそう!いい意味で。
    あざらしのためにもゴミの分別など環境に良いことをしようと思えた。

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    2023年08月30日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシかわいいですね。赤ちゃんアザラシなんて全動物の中で一番ラブリーです。
    そんなアザラシ愛に小学校の時目覚めて、そのままアザラシ飼育と救助にひたすら邁進している女性の本です。
    アザラシと言っても色々な種類がいて、それぞれ個性があるんですね。冒険もののノンフィクション読んでいるとアザラシというのは食料にしか見えませんが、これ読むと急激にアザラシシンパになりそうです。

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    2023年07月25日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    ネタバレ

    アザラシが大好きで大好きでアザラシの保護と飼育を仕事にしてしまった人の本。

    紋別のトッカリセンターアザラシランドで熱意を持って主食した著者の半生とアザラシ物語。

    すぐ読めるし、愛が感じられるし、アザラシの勉強になるし
    読んで良い本。

    イラストもかわいい。

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    2022年09月29日
  • 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

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    アザラシ好きによるアザラシ紹介本。
    といっても、著者は獣医資格を持っている飼育員で、アザラシ保護活動を積極的に行っていることもあり、幼稚さはなく、かつ学術的過ぎることもなく、サイエンスに興味のある人にちょうど良いレベルではないでしょうか。
    冒頭に「皆さんには『これが好き』と心から思えるものがあるのだろうか。周囲に理解されなくても、誰かに胸を張って語れなくても構わない。(中略)自分でも頭のネジが、控えめに言っても2~3本外れていると思う。」とあり、突き抜けるっていいですよねぇ、羨ましいと思いつつページをめくりました。

    アザラシの生態に特段の興味がない人でも「アザラシの溺死に遭遇したことがある」

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    2022年09月19日