・世界の歴史は人間の欲望によって作られていく。
・民族の違いは環境が決める。気候や風土が違えば、人間の生活を成り立たせるもの全てが異なってくる。
この環境は、そこに暮らす人々にとっては、変えることのできない宿命といっていい。
大自然を前に、我々は如何に適応するか考え、文化や歴史を作り上げてきた
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・環境によって形成された国民性は、たやすく変わるものではない。
武器を持たなければ、奪われ、殺されるだけだ。
・一定の大きさのコミュニティにとって、都合の悪い者を排除する行為は、我々の生活の中にも見ることができる。
排除される者に非があるために起きることが殆どだろうが、中には例外もある。
例えば、自分の良心に従い、内部告発をしようとして、そのコミュニティから排除されるケース。
「内部告発する者が悪い」と考える者もいるかもしれないが、それは本心から出た言葉か?
長い物に巻かれる方が、庇護もあり楽な選択ではあるが、こうした考え自体がすでに人間の残酷さの表れではなかろうか。
・テレビだけでなく、現代の社会では様々な発信方法が存在している。
それは楽しむため、または情報を得るために視聴しているわけだが、
発信者側の思惑次第で、情報操作や印象操作もできるという危険も持ち合わせている。
・今の社会、テレビというメディアの信用度が著しく低下した反面、SNSから多くの情報が流れてくる。
その中には、大きな影響力をもつインフルエンサーもいる。
その人の言うことなら何でも信じてしまう人達がいる。
もしそのインフルエンサーが誤った情報を流してしまったら、それを信じた人々はその誤った情報通りの行動をするだろう。
手軽に情報を得られる時代になった昨今、情報は有益なものではあるが、
反対に危険な「毒」になることを忘れずに、自ら精査する力を養ってほしいものである。