世界ミステリーchのレビュー一覧
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ネタバレ
・世界の歴史は人間の欲望によって作られていく。
・民族の違いは環境が決める。気候や風土が違えば、人間の生活を成り立たせるもの全てが異なってくる。
この環境は、そこに暮らす人々にとっては、変えることのできない宿命といっていい。
大自然を前に、我々は如何に適応するか考え、文化や歴史を作り上げてきた。
・環境によって形成された国民性は、たやすく変わるものではない。
武器を持たなければ、奪われ、殺されるだけだ。
・一定の大きさのコミュニティにとって、都合の悪い者を排除する行為は、我々の生活の中にも見ることができる。
排除される者に非があるために起きることが殆どだろうが、中には例外もある。
例えば、自分の良心に従い、内部告発をしようとして、そのコミュニティから排除されるケース。
「内部告発する者が悪い」と考える者もいるかもしれないが、それは本心から出た言葉か?
長い物に巻かれる方が、庇護もあり楽な選択ではあるが、こうした考え自体がすでに人間の残酷さの表れではなかろうか。
・テレビだけでなく、現代の社会では様々な発信方法が存在している。
それは楽しむため、または情報を得るために視聴しているわけだが、
発信者側の思惑次第で、情報操作や印象操作もできるという危険も持ち合わせている。
・今の社会、テレビというメディアの信用度が著しく低下した反面、SNSから多くの情報が流れてくる。
その中には、大きな影響力をもつインフルエンサーもいる。
その人の言うことなら何でも信じてしまう人達がいる。
もしそのインフルエンサーが誤った情報を流してしまったら、それを信じた人々はその誤った情報通りの行動をするだろう。
手軽に情報を得られる時代になった昨今、情報は有益なものではあるが、
反対に危険な「毒」になることを忘れずに、自ら精査する力を養ってほしいものである。
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Posted by ブクログ
なかなかえぐい世界史の出来事が語られている。
・アレキサンドロス大王の遠征は、無産市民や商工業者、奴隷を多数引き連れた「都市の行進」で、彼らを住ませる都市を各地の建設。こうした東西の融合を経たうえで、仏教が伝わっていた西北インドのガンダーラや、現代のパキスタン、北インドのマトゥーラでは、ギリシャ人をモデルにし、ギリシャ彫刻に倣った衣装の表現で仏像が盛んに作られるようになった。
・イギリスでは、紀元前2200年から紀元前2000年頃、ローロッパ大陸からビーカー人たちがやってきて征服。紀元前7世紀にはケルト人のいろいろな派が次々渡来征服。その後、カエサルたちローマ人による征服。4世紀末にローマ帝国が瓦解すると、ハドリアヌスの城壁はピクト人たちに破られる。ブリトン人たちがアングロサクソン人を呼びよせるが、アングロサクソン人たちに支配されてしまう。ブリトン人たちが逃げた先がウエールズ。その後、デーン人の襲来、ノルマン・コンクエストを経て、11世紀までこうした侵略が繰り返される。
この後がえぐいのだが、タイトルぽいものだけね。
カースト制度の闇、神に仕える娼婦、男性優位社会の売春、キリスト教に改心させてやる代わりに納税と労働を寄こせという南米でのエンコミエンダ制度、90年前のウクライナでの計画的飢餓、1945年の原爆投下の真実、十字軍、30年戦争、ミイラの解体ショーにしたり粉にしたり、ヒトラーのテレビによるプロパガンダ革命、ナチスによるAHSと戦後のMKウルトラという洗脳実験、アメリカの裏切りによって起こった米比戦争、「海軍の馬鹿ヤロー」の特攻隊、ベトナム戦争での枯葉剤とアメリカ軍が引き起こしたソンミ村虐殺事件だけでなく韓国軍が引き起こした分かる範囲では4つある虐殺事件、ベルギーの酷い統治法で起こったルワンダ大虐殺