村崎なぎこの作品一覧
「村崎なぎこ」の「全米(あまた・まい)が泣いた」「オリオンは静かに詠う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
ちょっと甘いなぁ…と思った。
咲季は耳が聞こえないが、常連の喫茶店のママンに誘われて競技百人一首を始める。耳が聞こえるカナと練習している。大会に出る時、聾学校の先生の白井先生が通訳についてくれた。
やってみて分かったのは、聞いてからの手話通訳だと時間差ができてしまって取れないので、通訳は次の札をみてもいいが、同時に開始というルールが設けられる。
カナは両親が聞こえないのでずっと通訳をやっていた。咲季は白田先生に手話通訳を断られていた。
ママンはカナの母の双子の姉だ。妹は聞こえないため、母の関心は常に妹にあったのが辛かった。百人一首にのめり込んだ。喫茶店でバイトをして、それはとても楽しかった。
白井先生が手話通訳を断ってきたのには理由があったのだ。雪の日に事故にあった。とくに怪我人はいなかったが、一緒にかるたをやっていた親友の耳が聞こえなくなった。友達は転校していき、白井先生は百人一首をやめた。