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「久野愛」の「感覚史入門 なぜプラスチックを「清潔」に感じるのか」「視覚化する味覚 食を彩る資本主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「久野愛」の「感覚史入門 なぜプラスチックを「清潔」に感じるのか」「視覚化する味覚 食を彩る資本主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
感覚は自分の中の自然なものではなく、文化や社会の影響を存分に受けているという話が面白かった。そしてそれは、知らず知らずのうちに差別を生んでいるかもしれないということ。
例えば、においや言葉が自分と異なる人たちを差別する。他にも、ジェンダー差別の例では、「アナウンスやガイドの音声が女性なのはなぜか。女性が補助的な立場であることを助長しているのではないか」という話があった。これは思ってもみなかった。
「感覚に対する問いを持つことは、自分と異なる感覚をもった他者の存在を受け入れる想像力を育むことにつながる」とあったけど、本当にそうだと思った。
また、「視覚」や「触覚」として規定されているものは
Posted by ブクログ
社会や技術の進展と共に変化していく、食と視覚の関係を洗い直している。
漱石や谷崎潤一郎が羊羹の色を愛でた時代から、広告や陳列の工夫が消費者の選択に大きな影響を及ぼしていく時代、そして「おいしそう」というより「面白そう」という基準でSNS上で食の外観が”消費”されていく現代まで。中でも色に焦点を当てて考察している。
個人的に面白かったのは、私も含む消費者が「自然な色」と思っている食材の色が、どう作られてきたか、というところ。何が自然か、ということに問題意識は持っているつもりだけれど、どこまで知っているかとなると心許ない。地産地消がいわれるようになって久しいが、それでも口に入るものが自分の元にや