谷口雄太の作品一覧
「谷口雄太」の「太平記史観 日本人の歴史認識を支配した物語」「鎌倉幕府と室町幕府~最新研究でわかった実像~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「谷口雄太」の「太平記史観 日本人の歴史認識を支配した物語」「鎌倉幕府と室町幕府~最新研究でわかった実像~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
鎌倉幕府と室町幕府を最新の研究から、制度や権力構造に
重点を置いて比較し、研究者の視点から解き明かす。
・はじめに――熱い時代の先に
・旧国名地図 ・鎌倉幕府将軍略系図
・得宗略系図 ・足利家系図
第一章 【鎌倉幕府と公家寺社】部分的な存在としての鎌倉幕府
第二章 【室町幕府公家寺社】公・武の関係をどうとらえるか
第三章 【鎌倉幕府の地方支配】
鎌倉幕府の「守護」とは何だったのか
第四章 【室町幕府地方支配】守護は地方にいなかった?
第五章 【鎌倉幕府の滅亡】滅亡は必然か?偶然か?
第六章 【室町幕府の滅亡】存亡よ滅亡をめぐる問い
座談会 鎌倉幕府と室町幕府はどちらが強かったの
Posted by ブクログ
気鋭の若手日本中世史研究者4人が、鎌倉幕府と室町幕府を比較しながら、両幕府に関する近年の研究成果を整理。
自分は日本史好きであるものの、鎌倉・室町時代は最も興味がない門外漢だが、鎌倉・室町幕府を巡る研究史の流れがよく理解できたし、通説が塗り替えられていく歴史学研究のダイナミズムが感じられ、かなり面白かった。
従来の通説が階級闘争的・二項対立的なマルクス主義歴史学の影響を強く受けていて、冷戦終結後にそれを超克せんとする多様な実証的研究が開花したという研究史の流れを再認識した。
ただ、64頁の天皇家系図で室町時代の最重要天皇ともいえる後小松天皇が漏れているのは玉に瑕であった。
Posted by ブクログ
歴史は時代と共に変わっていく。過去は変えられないから、歴史自体は変わることがない、そう考える人も中にはいるかもしれないが、新たな文献の発見や歴史研究家達の日々の研究努力の中で、新しい説が生まれたり、今なお数多くの歴史研究のテーマは完全解決したとは言えない状況にある。少なくとも私が小学校時代に習った聖徳太子の様々な実績は、構成の作り話であるとか、呼び方さえも「厩戸皇子」に変わったりしている。必死に語呂合わせで覚えた年号もいくつかは変わってしまった。何より、「記録する」という行為自体が歴史を遡る程に技術面に於いても、体制面に於いても現代とは比べものにならないくらい未発達、かつ情報伝達力がメールに写