作品一覧

  • 転落・追放と王国(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻781円 (税込)
    パリでの弁護士生活を捨て、暗い運河の町・アムステルダムに堕ちてきた男、クラマンス。彼の告白を通して、現代における「裁き」の是非を問う、『異邦人』『ペスト』に続くカミュ第三の小説『転落』。不条理な現実、孤独と連帯といったテーマを扱った六篇の物語からなる、最初で最後の短篇集『追放と王国』。なおも鋭利な現代性を孕む、カミュ晩年の二作を併録。
  • 異邦人(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1巻649円 (税込)
    母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。(解説・白井浩司)

ユーザーレビュー

  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死刑を宣告された直後のムルソーがとても印象的。
    昔父親が死刑執行を見に行き、胃の内容物を吐いたことを思い出すムルソー。そして彼は死刑執行場面をたくさん見てら、吐きたいと考える。そうできることを想像し、喜悦の波に飲まれる。

    彼は母親の葬儀で泣かなかった。このことからムルソーは、一般的な感情が欠けた異質な存在と捉えられてしまった。でも彼に感情がないわけではないと思う。何度かママンの言葉を思い出したりもしてるし。
    私にはムルソーが、「一般人」たちの共感性や迎合性、演技のできるさまを羨ましがっているように見えた。
    だから「人と同じように死刑執行を見て吐きたい」と思ったのかもしれない。

    ぼんやりとし

    0
    2026年08月23日
  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名作にはやはり、名作と言われる所以がある。

    いや〜〜〜思ったよりも全然読みやすくて、
    そして嫌いじゃない。むしろ好き。
    なんだろう………
    苦しい&暗い気持ちにならない名作って
    意外にも少ないんだよなぁと改めて感じつつ、
    この作品はなんでだかかなり前向きな気持ちになる。
    勿論、ムルソーの考えや動機の全てを受け入れるという訳ではないけれど、少なくとも納得や共感する部分があって、
    さっぱりしたというか…そんな感じの気持ち。

    カミュの『ペスト』をずっといつ読むか…
    と思いながらなかなか踏み出せずに、
    短めな今作を読んでみたけれど、
    より他の作品も読んでみたい!!と思った!

    ちなみに、ワン

    0
    2026年08月16日
  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!!2日で読んだ
    不条理文学ってなんだって思っていたけど、なんとなーーくわかった気がする。

    夏の描写が多くて、夏にぴったりだった。主人公の裁判のときに、人間性まで見られるの不思議〜

    サルトルも、読んでみたいな

    0
    2026年08月14日
  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分と主人公を同一化して読んでしまった

    どこまでも自分の内心に自由であろうとすることは罪なんだろうか

    0
    2026年07月13日
  • 異邦人(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    サイコパスというか不条理なんだなぁ
    主人公の目を通しての情景描写がめっちゃ綺麗
    ちょっと難しい物語でした

    0
    2026年07月03日

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