坂の作品一覧
「坂」の「魔王のアトリエ」「ある魔女が死ぬまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「坂」の「魔王のアトリエ」「ある魔女が死ぬまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ヤミちゃん推し❣️
人間との共存を願っていた魔王の一人娘でまだまだ幼い少女であるヤミちゃんは、父亡き後、人族と魔族の戦いを終わらせることもできずに、魔王参謀ゾールによって魔王城に事実上幽閉されたままの状態でした。魔族討伐の戦闘を切って勝ち進んできた勇者ルクスが魔王城の玉座に到達したとき、ヤミちゃんは玉座に座ったまま「殺して欲しい」とルクスに自分の首を差し出します。相手の悪意を感じ取る異能の持ち主だったルクスは・・・ 望まないまま「魔王」の地位を相続してしまった少女と異能を持つ人間の勇者の出会いから始まる物語、種族を超えて平和を望む心をガチで応援してしまいます❣️ 坂先生の原作がしっかりしている上に、絵師とびこ先生の卓越した画力を駆使しつつも意図的に淡々とした描写が美しく、サクサク読み進められます❣️
ある魔女が死ぬまで
そしてある魔女の生きる道。本作とは異なる他作品だが、一つ気になった言葉がある。
今や魔女を定義する簡潔な言葉は無い。絶対の加害者にして被害者。癒し手にして破壊者。悪魔の使徒にして神の使徒。汝の視野と言葉で魔女を定義せよ。それは汝の知的世界と願望とを映す鏡となる(~Missing~ 座敷童の物語·完結編より)
まさにこの作品にあるような言葉だとは正直思わなかった。彼女たちがそれぞれ抱えた罪と罰は計り知れない、それは家族を求めたさる老女であり、あるいは優しかったゆえに被害者から加害者へと堕ちていった孤独な女性でもあった。
彼女たちの、さらに協会が犯した罪を、それでもメグは赦した。それこそが実は彼女の持つ何よりの資質なのかも知れない、そう考えたらアニメのOPやED自体、最終巻の伏線だったかも。
魔法のある世界で彼女が今後どんな人生を歩んだのか見てみたい、それが花咲く道で満ち足りてる事を願う。
過ぎ去りし時を求めて
ラピスの魔女、世界を巡る。アニメ版だと語られなかった彼女の出自などが魔力災害という魔法におけるもう一つの面と共に語られていく。と言うかかなり重いです。
それは生意気だけど人の良い彼女に対して容赦なく突きつけられていく。実際危ないシーンもありましたし。
そして生まれ故郷を知る中で、メグの心にも変化が生じてきている。嬉し涙が、彼女が出会った人々が彼女の運命を果たして変える事が出来るのか、その答えが次の巻にて明らかになるのはヤキモキするな。
ただ一つ言えるのは……これ今から遅くないんでアニメ二期作ってもいいのよ?。二巻までのアニメ化にしておくには勿体ない良作だし。
潮騒と共に祝福の鐘は鳴る
見習い魔女、様々な物語に触れていく。前巻から潜在的に隠されてきた彼女の力が少しずつ開花していく過程が様々な出来事と重なり合い、それは古き巨木の呪いから潮騒の街に秘めた祝福の鐘すらも鳴らす程に。
ただ気になるのはメグの師匠ファウストは何を隠しているかが気になる。彼女を護ろうとする姿は間違いなく嘘偽りはない、だからこそかも知れないが。
それと多少の不穏な動きも幾つか。物語が良くも悪くも動き出す感じがする。