作品一覧

  • 情報と国家 憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ★前国家安全保障局長 退官後、初の著書! 激突する米中の狭間で日本が生き抜く鍵 それはインテリジェンス 我が国の情報機関や安全保障機構が抱える弱点と課題とは何か。警察官僚から官邸官僚へ。内閣情報官を経て、安倍晋三総理肝入りで創設した国家安全保障局(NSS)のトップを務め9年半もの長きにわたり歴代政権の官邸舞台回しを担った著者が、我が国のインテジェンスが抱える課題を多角的視点から論ずる。 緊張が高まる米中対立の狭間で我が国が生き残る鍵、そして、経済安全保障の要諦は何か。それは正鵠を射たインテリジェンスに他ならない。
  • 安倍晋三 回顧録
    4.5
    2022年7月8日、選挙演説中に凶弾に撃たれ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相の肉声。なぜ、憲政史上最長の政権は実現したのか。一次政権のあっけない崩壊の後に確信したこと、米中露との駆け引き、政権を倒しに来る霞が関、党内外の反対勢力との暗闘……。乱高下する支持率と対峙し、孤独な戦いの中で、逆風を恐れず、解散して勝負に出る。この繰り返しで形勢を逆転し、回し続けた舞台裏のすべてを自ら総括した歴史的資料。 オバマ、トランプ、プーチン、習近平、メルケルら各国要人との秘話も載録。 あまりに機微に触れる――として一度は安倍元首相が刊行を見送った36時間にわたる未公開インタビューの全記録。
  • 経済安全保障  異形の大国、中国を直視せよ
    3.5
    ★★中国との「見えない戦争」を制する 戦略と指針がここにある! 警察官僚として日本の技術を盗もうと暗躍するスパイと闘い続け、 前国家安全保障局長として経済安全保障の強化に心血を注いだ著者が、 軍備を拡張し、現状変更も辞さない中国の野望と戦略を分析。 「スパイ天国」とまで揶揄された無防備なこの国を守るための指針を提示し、 最新の経済安全保障事情を解き明かす。全篇、著者渾身の書き下ろし。 人工知能(AI)を搭載したドローンが襲い掛かってくる、人工衛星を攻撃されて陸海空のオペレーションが混乱する、遠隔から原発をメルトダウンさせる……。現代戦は、科学技術の戦いだ。令和の戦争の勝敗を決するのは、AI、量子技術、生物工学の力といっていい。軍民融合が当たり前の中国は、世界の最先端技術を吸い取り続けている。「見えない戦争」は始まっている。安全保障の危機が経済、科学の領域に拡大している。 目次 ■1章 日本を狙うスパイ ■2章 経済、科学の領域に拡大する安全保障の危機 ■3章 経済安全保障とは何か ■4章 米中激突の最前線 ■5章 米国、欧州の政策 ■6章 我が国の政策と経済安全保障推進法 ■7章 中国の歴史的戦略思考と米国の誤算 ■8章 習近平の「中華民族の偉大な復興」「中国の夢」
  • 国家安全保障とインテリジェンス
    -
    警察官僚、内閣情報官、国家安全保障局長として現場と政策両面からインテリジェンスに携わってきた著者が、経済、通信、基幹インフラなど「あらゆる領域が戦場となる時代」を生きる全ての人に警鐘を鳴らす。 いかにして我が国は、戦後最も複雑で厳しい安全保障環境に立ち向かうのか。 国家安全保障戦略や経済安全保障推進法案を読み解き、ウクライナ戦争や中東紛争を概観し、インテリジェンスなくして戦えない現代戦の様相を徹底解説
  • 外事警察秘録
    3.7
    1巻1,700円 (税込)
    中国、ロシア、北朝鮮……。 インテリジェンス・マスターが初めて明かすスパイ戦争の最前線! 海外からの脅威に日本の「外事警察」はいかに対峙してきたのか――。 北朝鮮による日本人拉致事件、日本赤軍メンバーの追跡、 オウム真理教「ロシアコネクション」の解明、プーチンのスパイとの攻防、 山口組マフィア・サミットの阻止、中国スパイのTPP妨害工作の摘発……。 警察官僚、国家安全保障局長として、 数々の修羅場をくぐり抜けてきたインテリジェンス・マスターと 『見えざる敵』との闘いは、外事警察が抉る平成の裏面史でもあった。 知られざるスパイとの闘い、水面下での極秘任務の数々がいま初めて明かされる!
  • 安倍政治が遺したもの
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●「趣味は安倍晋三」 支えた22年間 私にとってあこがれだった 菅 義偉/聞き手:川嶋三恵子 ●自民党最大派閥の長老の確信 あうんの呼吸で「3期目」に備え 森 喜朗/聞き手:望月公一 ●保守の矛盾を体現した政治家 佐伯啓思 ●原敬暗殺との対比から見えるもの 対立のデモクラシーから対話の民主主義へ 清水唯一朗 ●「宰相安倍晋三論」 吉田ドクトリンに代わる新外交路線を築く 細谷雄一 ●道半ばのアベノミクス その経緯と未来 飯田泰之 ●「生涯の秘書官」が見た安倍総理 滋政治理念と勝負勘 ドゴールに匹敵する存在だった 北村 滋

ユーザーレビュー

  • 安倍晋三 回顧録

    Posted by ブクログ

    高市さんが総理になったタイミングで、安倍さんが在任時にどのような政策や国交をされてたのか気になって読んでみたいと思い、手に取った本。こういうインタビュー本って聞き手は同調するのが普通かと思ってたけど、この本では聞き手が安倍さんにちょっと喧嘩腰みたいに質問を投げかけてるところもあって、読んでてヒヤヒヤするほどだった。でも、安倍さんの人柄からすると冷静に答えてたんだろうなあ、と想像。各国首相の印象と外交時のエピソード(特にトランプさん)を語ってるところが面白かった。最後の野田さんの追悼演説には涙があふれた。

    0
    2025年11月26日
  • 安倍晋三 回顧録

    Posted by ブクログ

    土管から飛び出てきたスーパマリオ。よく見ると安倍晋三首相ではないか。この愛すべき我が国のリーダーが暗殺されてはや3年が過ぎた。中曽根康弘氏は「政治家の人生は歴史によって裁かれる」と言った。ユーモア溢れ信念を曲げず常に国家を憂いた安倍首相の国会答弁が蘇ってくる。本書によってますます愛すべき稀有で偉大な首相であったことが思い出される。

    0
    2025年09月09日
  • 安倍晋三 回顧録

    Posted by ブクログ

    読んでいてこれが政治家だよな、と思える人間であった。
    日本を想い、日本を良くするために、日本人としてどうあるのか。
    そんな根底をしっかりと携えた高い視座を持った人たらし。そんな政治家であったように思う。

    2025年の今読むとなお現在の腐った政府がよく見える。

    あとトランプとのやりとりが面白すぎた。
    スーツのボタン止めた方がいいか?とかスーパーボウルと天皇即位とどっちがすごいのか?とか
    トランプって面白いよな笑

    0
    2025年08月11日
  • 安倍晋三 回顧録

    Posted by ブクログ

    安倍元首相が、最初に首相の座に就いたのは、ご本人が52歳の時であった。政治家一家に生まれたエリート政治家は、史上最年少で首相の座に就くことになったが、しかし、第1次安倍政権はうまくいかず、ご本人の病気もあり、わずか1年で退陣することとなる。エリート政治家が初めて味わう挫折だった。しかし、ご本人がインタビューの中で応えているように、この経験が、政治家・安倍晋三を成長させ、第2次安倍政権をつくり、そして、その第2次安倍政権も成長させ、史上最長の政権にしたのである。
    本書のインタビューでは、その間の出来事について、安倍元首相が忌憚なく話しておられる。私自身は、「アベノミクス」を始めとした安倍元首相の

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    2025年05月04日
  • 安倍晋三 回顧録

    Posted by ブクログ

    『安倍晋三回顧録』──「国家とは何か」を問い続けた男の記録
    『安倍晋三回顧録』は、単なる元首相の回想録という枠を超え、「日本のかたち」を根源から問い直すような、強い力を持つ一冊だと感じた。政治の舞台裏、外交の緻密な駆け引き、そして一人の人間としての覚悟と苦悩が、飾らない率直な言葉で綴られている。

    本書は、生前に36時間にわたる綿密なインタビューに基づいて構成された。安倍氏は、自身の功績も課題も、ありのままに語る。政策の失敗、誤解されたことへの悔しさ――それら全てが、「いかに国を守るか」という強い信念によって貫かれている。読んでいると、こちらも自然と襟を正すような気持ちになる。

    「戦後レジー

    0
    2025年04月16日

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