リチャードオスマンの作品一覧
「リチャードオスマン」の「木曜殺人クラブ」「木曜殺人クラブ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「リチャードオスマン」の「木曜殺人クラブ」「木曜殺人クラブ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白かった。
映像化されていたので、期待して読んだけどそれを裏切らない面白さ。
たぶん、シーンを短く区切って進めるので冗長的にならないし、隙間は勝手に読者のほうで勝手に補完できるような構成になっていたからだと思う。
売れる小説スタイルとしてシーンを短く区切るというのが今の流行りのスタイルなんだろうか?
読者を飽きさせない工夫として使われている気がする。
あらすじでは死人の数は一人しかわからなかったが、本書では3つの死が絡み、それぞれ犯人がいる。
トニー・カランの死
犯人はボグダン。この謎を最後まで引っ張り、作中でも真相に辿り着きながらも指摘せずに終わるというなんとも引っ張られる
Posted by ブクログ
本の厚さに若干身構えてしまったけど、実際読み進めていくと、テンポ良く進んでいくストーリや展開に、登場人物同士の軽快な掛け合いなど、全体的にコメディなつくりなので全くダレることなくスルスルと読み進められてしまいました。
特に登場人物達の台詞がいちいち面白く洒落てて、海外の刑事ドラマを思わせるような言葉選びや会話がすごく良かったです。
また登場人物達のキャラクターとしての魅力も良くて、読み終えた後はそれぞれの人物に思いを馳せてしまうほど好きになってました(イアン・ヴェンサムとトニー・カラン除く)
後期高齢者の方達が主要になるため、死がかなり身近な存在としてあるのだけど、決して悲壮的なだけではない
Posted by ブクログ
大規模な詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死んだ。〈木曜殺人クラブ〉は、事故の裏に何かあると直感し、捜査を始める。一方、メンバーのひとりであるエリザベスは、友人のジョイスを殺されたくなければ元KGB大佐を殺すようにと脅迫され・・・。
巻を追うごとに良くなってるシリーズ。不覚にも最後のマイクとベサニー目線の描写で泣いてしまった。たかが仕事上のパートナーだった2人だけど、恋愛感情抜きでかけがえのない存在だったんだと思うと胸がつまる。少しビターだけど救いのある終わり方もイギリスって感じ。銃弾に彫られた名前がパートナーだったから決断したことも、今まで面と向かって言えなかった敬意と感謝