児玉雨子の作品一覧
「児玉雨子」の「江戸POP道中文字栗毛」「誰にも奪われたくない/凸撃」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
ウェブサイト「よみタイ」で連載された記事と3つの近代文芸の著者によるリメイク小説が含まれていた。連載物の記事であったため一編が短く寝る前に少し読むという読み方もでき、近づき難かった近代文芸に触れる良い機会となった。著者が現代POPでの歌詞家であり、現代ポップシーンや現代文学との比較などが散らばっていたため、著者の考察がとても興味深い上に、話し言葉で書かれているから、一日の終わりに疲れていた頭にもスラスラ内容が入ってきた。著者が近代文芸を盲目的に礼賛するのではなく、当時の文学での女性の扱われ方をあえて指摘する場面もあり、読者としてはそれも含めて共感を持って読むことができた。注釈一つ一つも紹介されている文学の理解に繋がり、ぜひ読んで欲しい。これをきっかけにここで紹介されていた文学から少しずつ近代文芸も読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
凄かった。エッセイというものをほぼ読んだことがなかった私にとって強烈な読書体験だった。
ほんタメというYouTubeチャンネルで紹介されており興味を持って読んでみた。これは、映像化はきっと難しい、本という媒体のみを通して伝えられる感覚だと思った。
共感できる部分も多く、一方で共感できなかったあの子の振る舞いはこんな感覚にルーツがあったのではと思い至るところもあって、強烈に胸に響いた。私の感じたもやもやを言語化してもらったようで嬉しさもあった。自身も女性性を元とした経験はポジティブ面、ネガティブ面ともにあり、同じような経験をした作家がそれをどう捉えるかを聞けたことが嬉しかった。
性に関する体験をもとに感情が描かれていて、一読するだけでは飲み込みきれなかった部分もあった。一作ずつ丁寧に読みといていきたい。