作品一覧

ユーザーレビュー

  • 進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学

    Posted by ブクログ

    知らなかったことを沢山知ることが出来ました。
    生物学的視点だけではなく心理学や文化的な経緯など多面的にあつかっていて、同性愛について言葉は知っているけど詳しくは知らないという人にとって入門書的な役割も果たすと思います。ぜひ多くの人に読んで欲しいです。

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    2024年02月20日
  • 進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学

    Posted by ブクログ

    年末年始休みに読もうと思ってた一冊目。ジェンダーの問題と生物学的な関わりを広範なテーマ(時間軸、地理的分布軸、動物種軸)から論じている。「性的マイノリティの存在は、遺伝子が自らを効率よく拡散させるために個体の行動を操作するはず、という前提に反するように見えるパラドックス」(「はじめに」より)という僕の疑問にも丁寧に答えてくれている。Part1タイトル「同性愛でいっぱいの地球」を読んで「えっ、答えはそんなシンプルなことなの!それ普通なことなの?」という驚きの連続でした。とてもお勧めの一冊です。

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    2024年01月01日
  • 進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学

    Posted by ブクログ

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    坂口菊恵
    1973年、函館生まれ。函館中部高校卒業後、宅浪を経て二十歳で上京、家出。数年のフリーター生活後、東京大学文科III類に入学、東京大学総合文化研究科広域科学専攻で博士(学術)を取得。東京大学教養教育高度化機構にて特任教員、現在は大学改革支援・学位授与機構 研究開発部教授。専門は進化心理学、内分泌行動学、教育工学。著書に『ナンパを科学する(東京書籍)』『科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト(東京大学出版会、共編著)』『脳とホルモンの行動学:わかりやすい行動神経内分泌学(西村書店、分担執筆)』など。


    ボノボは、オスもメスも同性間の性行動に熱心だ。特にメスは

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    2023年10月30日
  • 進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学

    Posted by ブクログ

    言説における、性別=生物学的性で変えられないもの 辞書的定義の間違い指摘することに役立つ。生物学的性という、「変えられなさ」が綻びを持ち揺らぎのあるものと認識することの、進化学・生物学からのバックアップが詰まった書籍である。そして、揺らぎや綻びがあることは、この生物学的性が、それ以外の言説によって規定され、辞書的意味を超えたパフォーマティブなものであることを示す。同時に、性別はジェンダー(社会文化的な性)することと深く結びつき、分かちがたい、だからこそ、生物学的性別に生まれたなら、そのらしさに当てはまれ(不当な事があってもそれを運命だと思って生きろ)という暴力性を容認することになる。生物学的な

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    2023年09月09日
  • いつかリーダーになる君たちへ 東大人気講義チームビルディングのレッスン

    Posted by ブクログ

    息子のために今読んでます(笑)

    「リーンによるプランの改善」
    これはよく分かりました。
    仮説検証でいきなり大金をかけて事業実施しても外れる可能性が高くて。
    それよりも「プロトタイプ」や「ABテスト」を繰り返していく方が費用対効果が高いと言うことです。
    例えばWEBの広告を数種類作って反応の高いネタに絞り込んでいくとお金もかけずにターゲッティングができます。
    これってすごいことですよね。
    Facebookに広告出すとか考えたこともなかったです。

    事業計画のところのシングルマザー支援のところは共感しました。
    「高等職業訓練促進給付金」に着目してくれたのは嬉しいですね。
    僕が20年ほど前に母子福

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    2021年10月23日

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