原田勝の作品一覧
「原田勝」の「ウクライナ わたしのことも思いだして ~戦地からの証言~」「小学館世界J文学館 タイムマシンほか二編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「原田勝」の「ウクライナ わたしのことも思いだして ~戦地からの証言~」「小学館世界J文学館 タイムマシンほか二編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
絵本作家の著者が第二次世界大戦開戦後ポーランドから逃れて場所を転々と移動しながら難民として過ごした子ども時代の過酷な体験を綴った自伝。
豊富なイラストと平易な文章で読みやすい。辛く厳しい生活の中でも家族のエピソードには愛とユーモアを感じられた。
本書のタイトルはユダヤ人であるユリ一家がホロコーストから逃れられたのはまったくの偶然=チャンスだったから。
ホロコーストから逃れられても危険な目に遭い、飢え・貧困・病気に苦しむ難民生活。終戦後に帰国するも安寧ではないのが辛い。
ユリ・シュルヴィッツが戦争を生きのびて数多くの絵本とこの自伝を残してくれたことに感謝。戦後80年の今読んでよかった作品。
過酷な難民生活の日々のユリの支えは絵を描くことだったという。絵本『おとうさんのちず』のエピソードも出てきて本書を読んでから読むと感慨深い。
Posted by ブクログ
この本に出会えて良かった。これが、率直な感想です。ウクライナの人々の、嘘偽りのない心からの叫びがつまっている本です。先日、新聞にウクライナ市民の声が載せられており、その中の「世界の人々は、この戦争を忘れ始めているように感じます。」と記されている部分を読んだとき、ハッとさせられました。
ウクライナのことを思うとき、大好きなウクライナの絵本「てぶくろ」を思い出します。ウクライナの人々の心を象徴している絵本だと思います。なぜ、ウクライナの人々が現在も辛い状況におかれなければならないのか。
市井の老若男女、様々な立場の職業の方々の証言を、しっかり心に留めておこうという気持ちで読みました。筆者による、彩色の限られたイラストを見ていると、より一層悲しみが募りました。辛い状況にありながら証言してくださったウクライナの人々、そして私たちに真実を届けてくださった筆者、訳者の方々に深く感謝します。
各国のリーダーにこの本を読んでいただき、その感想を聞きたい。自国の利益を追い求め続けていては、決して真の平和は訪れない。大国が力で押していく世界になってほしくない。小さな国である日本も、人ごとではないとあらためて感じます。
自分が生かされていることへの感謝の気持ちを忘れず、真実を見極め自分の考えを構築し、必要なときに発信できるようしなければいけないと、切に思いました。