田中拓道の作品一覧
「田中拓道」の「自由民主主義とは何か」「リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「田中拓道」の「自由民主主義とは何か」「リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
わかりやすく、自由民主主義の歴史と現在を概観している良書である。
自由主義や民主主義の定義は時代によって変遷していることが本書を読めばよくわかる。古代ギリシアを民主主義の起源とする他の概説書とは異なり、中世から成り立ちを遡るのが本書のひとつの特徴であるが、現代に至る熟議民主主義や闘技民主主義についてもぬかりなく触れている。
また、自由主義について、そもそもは近代的な市場秩序の形成から自由主義が誕生し、国家からの自由を標榜した人民の意識の形成によって定義づけられることには納得できる。また、その後の自由主義の意味合いについて、ジョンロールズのリベラリズムや、戦後の新自由主義的な解釈へと広がりを見せ
Posted by ブクログ
国際社会における普遍の原理として認識される「自由民主主義(リベラル・デモクラシー)」とは果たしてどういうものなのか。その中身について、自由民主主義の誕生前々夜くらいから現代の最新の議論や危機意識についてじっくり書かれた一冊
自由主義と民主主義それぞれの発生を主権の成立と共和政都市に見出した人民主権の原則におき、この二つが「市民公共圏」の成立と「公論」の発展により結合し自由民主主義が誕生した。しかしこの自由民主主義は不十分で、市場原理主義的な自由主義への批判や衆愚政治を危惧した人々による警告が飛ばされるも修正は叶わず、大戦をきっかけに全体主義に陥ることとなる
しかしその後自由主義と民主主義が双
Posted by ブクログ
第5章排外主義ポピュリズムの挑戦の章がとてもわかりやすく説明されていて勉強になりました。
1970年代以降、移民への寛大な支援として、カナダでは二言語が公用語に、オーストラリアでは多文化教育、積極的差別是正措置が行われ、オランダやイギリスでは移民独自の宗教、文化を維持できる配慮がされ、就労から教育まで支援が行われた。2000年代に急激な移民の増加に伴い、移民しか利益を得られないと言うことでリベラルな多文化主義政策の支持が低下していった。
排外主義を抑え込むのに移民と自国生まれの市民とを区別全ての人を対象に提供するように修正が必要という考えは興味深い。