【感想・ネタバレ】自由民主主義とは何かのレビュー

あらすじ

経済格差の拡大、排外主義や権威主義の広がり、極右ポピュリズムの台頭――。西洋で生まれ、二〇世紀に日本を含め世界中に広がった自由民主主義の理念が、大きく揺らいでいる。選挙で代表を選び、法や議会の下、個人の自由や多様性を尊重するこの原理は、はたして普遍的か。リベラリズムとデモクラシーの起源から、世界大戦による破局を経て、新自由主義、代表制民主主義、フェミニズム、ケアの倫理まで。ときに矛盾を孕みながら世界を覆い、いま大きな苦境に陥る思想の系譜を問う。

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Posted by ブクログ

自由民主主義の誕生から、現代の自由民主主義の姿や課題をとても分かりやすく説明している。近世ヨーロッパにおいて、国家の主権を制約するために民主主義と、市場を秩序とする自由主義が誕生した。両者はカントにおいて統合され、全体主義などの脅威に晒されながら第二次世界大戦後も存続する自由民主主義となる。以降、自由主義と民主主義はそれぞれ批判に晒されるようになる。個人的には自由民主主義というものは欧米中心的な価値観である側面があるように思われる。自由民主主義の押しつけではなく、欧米が過去に行ってきた歴史を振り返ることも必要だと思う。

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2026年04月16日

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