作品一覧

  • いつか来る死
    4.3
    1巻1,200円 (税込)
    72歳の糸井重里が、 400人以上を看取ってきた82歳の訪問診療医と 「死」を入り口に語り尽くす。 「先がないと思うと ピリッとして、覚悟や 勇気が出てきます」(糸井) × 「一人で死ぬのも、 看取られて死ぬのも、 人それぞれ。正解はない」(小堀) ここ数年は、お守り札を持ち歩くように、「死」についての考えを頭の片隅に持ち歩いています。それは、ちっとも嫌なことじゃないんです。自分の体の衰えを感じたとき、身近な誰かが亡くなったとき。そういうときは、どっぷりと死のことを考えます。一方、「自分のお通夜はパーッと楽しくしたいな」と空想する日もあれば、赤ん坊と接して限りなく死が遠くに思えるときもある。いつでも真正面から向き合っているわけではありません。揺れ動いていて、考えが変わることもある。それでいいんだと思います。(糸井重里「はじめに」より) 死とちゃんと手をつなげたら、 今を生きることにつながる。
  • 死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死
    3.0
    外科医から70歳近くで訪問診療医となった著者が見てきた、700人超の生老病死。自分が死ぬということを認識しないまま亡くなる患者がいかに多いか。一方で、自らの人生に深く根差した死を実現する人もいる。多死社会のなかで、いかに自分の老いと死にきちんと向き合っていくか、豊富な実例をもとに考察する。

ユーザーレビュー

  • いつか来る死

    Posted by ブクログ

    人は必ず死ぬ。100%の事実。
    その事実とちゃんと向き合うってどういう事なのか。人は死を体験できないし、身近な人の死も、そう沢山ある訳じゃない。だから、こうやって本で文章で噛み砕き味わっていける事がとても大切だと感じた。

    0
    2024年01月25日
  • いつか来る死

    Posted by ブクログ

    母の在宅看護を控えて、大変参考になった。
    在宅は、医師が看取るのではなく、家族が看取る姿勢が大事であると知った。

    0
    2022年03月15日
  • いつか来る死

    Posted by ブクログ

    対談本はあまり好みではないが、これはよかった。最近死について考える機会が増え、得るところが多かった。一人一人の考察と対談を組み合わせる構成もよい。小堀先生は生活のために働くときっぱりと言いきるクールさが潔い。

    0
    2021年10月11日
  • いつか来る死

    購入済み

    お二人の年齢には達してないですが、「死」というか「老後」について考えることが多くなりました。漠然と不安に感じていましたが、このような在宅看取りをしているお医者様や病院があること、行政のサービスなども調べてみた方が良さそうだなと本書を読んで知りました。
    この本は「転ばぬ先の杖」といったところでしょうか。

    0
    2021年02月01日
  • いつか来る死

    Posted by ブクログ


    生かす医療から死を受け入れる医療へ
    いつか来る死に対して、本人やその家族が、
    自分にあった死の受け入れ方を考えておく
    ことの大切さを感じた。

    0
    2025年08月16日

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