作品一覧

  • 日本流DX―「人」と「ノウハウ」 究極のアナログをデジタルにするDX進化論
    3.0
    なぜ、御社のDXはうまく進まないのか 答えは、日本流DXにある。 「DXが丸投げ、絵に描いた餅になる? 自分のことだ!」 本書を読んで、自ら関与してやり遂げる覚悟ができた。 --FC今治オーナー・元サッカー日本代表監督 岡田武史 DX(Digital Transformation)という経営改革によって日本企業らしいよさや強みを残しつつ、グローバル企業的な強さを獲得するのが、日本流DX。 2017年のドワンゴのインフラ改革、2018年からは株式会社KADOKAWA(角川書店を源流にもつ総合エンターテインメント企業)のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX) がスタートした。この5年にわたる経営改革を通して、私にはDXの現実が解像度高く見えてきた。  そして、この体験から得られた知見が日本のDXに役に立つと考え、この本を執筆しようと決意をした。  その背景にあるのは、DXという新しく、そして困難な挑戦に対して、多くの企業が時間とお金を無駄に使ってしまっているのではないかという思いだ。
  • 世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。
    3.5
    ●DXの本質は デジタル技術と合理的なマネジメントの融合 ●実践する上で不可欠なのは GAFAな働き方 サブスクリプションサービスの立ち上げ、バックオフィスのデジタル化などに成功して、デジタルトランスフォーメーション(DX)に成功したと考えてはいけない。 「デジタルビジネスの成功=DXの成功」ではないのである。 DXは、社内外の仕事を、デジタル技術を活用して、その品質、スピードを最大にして、コストを下げた上で、コストパフォーマンスを最大にすることを目指す。その成果を成功の基準とするのが正しい。 これを実践して成功しているのが、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)なのである。 GAFAのエンジンは、デジタル技術である。彼らはデジタル技術をテコに、外に向けてビジネスを展開している。それと同時に、そこで得た知見を従業員の働き方にも適用している。つまり、社内と社外のビジネスプロセスにデジタル技術を活用し、最適化している。GAFAやデジタルネイティブ企業にとってはDXは「今さら」なのである。 ひるがえって、一般的な事業会社には、リモートワークやサブスクリプションサービスの導入、バックオフィスのデジタル化、ポイント経済圏の確立など、デジタル技術にまつわる課題は山ほどある。こうした企業にとって必要なのは、現状のビジネスの全体像を俯瞰し、デジタル技術をテコに、その企業がもつ「アナログな強み」を活かしてビジネスモデルを再構築することだ。 そのビジネスモデルを遂行するのに、最適な仕事のやり方を探すのがDXの課題である。そして、その課題に対する答えが、GAFAのやっている仕事のやり方、つまり「GAFAな働き方」なのである。それを簡単にいうと、デジタル技術をうまく使って、生産性を「自分らしく」、つまり個々人にあったやり方で高めていくのである。 本書にはDXを可能にする「GAFAな働き方」を実践するための実践的な知恵がつまっている。 「DXを達成したい」と考えている経営者、「DXの推進、頼んだよ」と言われて困っている中間管理職、経営企画部の方は 得るものが多いはずだ。

ユーザーレビュー

  • 世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

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    ネタバレ

    筆者のGAFAをはじめとした様々な企業での経験をもとに、DXを日本企業で進めていくにはどうすれば良いか、GAFA的な視点から述べられている特徴的な書物であった。筆者自身TOEIC400点レベルからのスタートということで、私たちと特に変わらない社会人であったはずだが、そこから常に学び続け今に至っているということで、変化を恐れず挑戦し昨日の自分を超えていくことの大切さを学ぶことができた。

    0
    2021年09月12日
  • 世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

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    DXを体系的に理解できる。
    安直に職場内のRPAをはじめるより
    組織としてサービスの目標を設定してから
    各々がRPAをはじめるとで、効果に大きな違いが現れる。
    まずは各章の末にポイントがまとめられているので、
    サラッとそこだけ読んでも良い

    0
    2021年08月08日
  • 世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

    Posted by ブクログ

    組織体制から人材管理、昨今のテレワーク主流の勤務形態における環境整備など、何をするかではなくどうやるのかについて細部まで体系立てて説明してくれる本。筆者の豊富な経験に基づいているため、説得力がある。

    0
    2023年01月29日
  • 世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

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    世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。
    著:各務 茂雄

    DXとは、組織の中にデジタル技術を浸透させ、まず働き方をより良いものへと変革することがその本質である。顧客、従業員、ビジネスパートナーすべてを通して、ICTを使った体験の向上をすることが重要な論点となる。

    2つに整理すると、企業が自社に取り込んでいくべきDXには、業界内での売上や利益を狙うためのデジタル投資である攻めのDXと会社全体の生産性を向上させ、それによって下がった費用を攻めのDXか守りのDXに再投資させることの守りのDXがある。

    本書の構成は以下の7章から成っている。
    ①GAFAな働き方

    0
    2020年12月22日
  • 日本流DX―「人」と「ノウハウ」 究極のアナログをデジタルにするDX進化論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    DXの企画部署の人が読むのにはおすすめ。末端の職員が読むのには専門性が高く、あまり参考にならない。アナログ思考であり、経験則による暗黙知をデジタル思考の形式知に切り替えてくのがDXの役割で、組織全体で取り組む必要がある。チームで取り組むがチームにはプロパーの職員と外部から登用する専門家のような人員の両方が不可欠。

    0
    2023年01月07日

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