ロバート・E・ハワードの作品一覧
「ロバート・E・ハワード」の「無名祭祀」「愛蔵版 英雄コナン全集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
一巻を読んでからずいぶんと時間が経ってしまった。
心持ちとしては、カルピスは好きでも原液ではよう飲めん。味噌汁は好きでも味噌のままではそうそう食えん。そんな感じ。続けて読んだら胸焼けする。
すべてがここにある。そう思えるほどに濃い。
若き日に愛した菊地秀行や栗本薫の、原点の一つであろうことは間違いあるまい。この二人の作家の文体に同一の祖型を感じることがある。それはハワード、正確にはその翻訳で間違いないと思える。
『鋼鉄の悪魔』
廃墟から復活した城邑は、ドラゴンランスの暗黒の女王の神殿を思い出させる。べレムが復活させちゃったやつ。
この城邑は暗緑色だという。このイメージはWoWのフェル色を思い出させる。緑は魔や地獄を象徴する色ってことなんかね? ベレムの胸に埋め込まれた宝石も緑柱石だし。
どことなく『ダイナソア』を思い出させる雰囲気もある。
『黒い予言者』
ヤスミナという名も含めて多方面に影響を与えたのではないかと思わせる。
1980〜90年代、水晶を攻撃させるゲームが目白押しだった印象がある。水晶を全部破壊するとボスに攻撃可能になるとか、先へ行けるようになるとか。元ネタはこの作品なのかもしれない。
p.182 魔術理論のようなものが短く記されている。原点にして、というやつか?
p.228 怒りの表現で、視界が赤く染まる、目に赤い霧がかかるという。ドラゴンランスで幾度か目にした表現だったが、そういう経験はないし、日本の作品になじみのある表現でもない(海外ファンタジーに影響を受けた作品に稀に見受けられたが)し、毛唐は血圧高いんだなとか思ってた。なにか格言めいた言い回しでもあるのか。
『忍びよる影』
p.294 かつてなく血なまぐさい戦闘描写。コナンシリーズの戦闘時の描写は意外にも簡潔でブラッディというよりは活劇のような印象が強いが、本作はベルセルクの原点かと思わせるほどに濃い。
p.299 コナンは胸毛が濃い。シュワルツェネッガーの印象で体毛は皆無と思っていた。
資料編の草稿作品を読んでいたら、不意に山田章博の『ロードス島戦記』が脳裏をよぎった。アマルリックの印象に、なぜだかベルドが重なった。
『闇の種族』
p.429 「黒い碑」の名が。
コナンという名が初出の作品であるという。剣と魔法というよりは冒険小説といった風合い。
頭を打って前世を見る展開。それ系の原点? 解説によればウェルズによる原始人もの、輪廻転生ものがハワードに先行して流行したようだ。また、ポール・アンダースンに影響されたという。
『野蛮と文明――ハワードのラヴクラフト宛書翰より』
p.468 (現在――1933年――の日本人の満州流入)の動きに関しては、日本国の存続に必要であるから、完全に容認するとあなた(HPL)ご自身が明言されています。
当時のアメリカ人でもこういう認識を持つ人がいたんだな、と。
Posted by ブクログ
『氷神の娘』
雪原での戦い。戦いで傷ついたコナンが出会った少女と雪の巨人達の謎。
『象の塔』
ザモラ王国の都市シャディザールに立つ巨象の塔。巨象の塔に棲む魔術師ヤルの持つ宝を狙って侵入するコナン。塔の中で出会った盗賊タウラス。巨大な蜘蛛との戦い。塔の中に監禁されている生命体の秘密。
『石棺のなかの神』
聖堂の警備兵アルスが見つけた死体。町の金持ちプブリコの遺体。付近で発見されたコナン。警備隊の尋問。殺人の容疑をかけられるコナン。何者かに依頼され聖堂に侵入したコナン。殺害直前のプブリコの行動の秘密。石棺に隠された謎。
『館のうちの凶漢たち』
王国の権力を握る〈紅の司祭〉ナポニドゥスに目をつけられた貴族ムリロ。アムの寺院を襲撃し捕えられたコナンを脱走させることを条件にナボトゥスの暗殺を依頼する。脱走計画の失敗から自ら暗殺を企てるムリロ。何者かに殺害されたナボニドゥスの従者。ナボニドゥスの服を着た類人猿タク。地下の迷宮に閉じ込めらたムリロとナボニドゥス、コナン。
『黒い海岸の女王』
クシュに向かう船に乗り込んだコナン。黒海を荒らしまわる女海賊ベリ。ベリに襲われた船の上での戦い。生き残ったコナンを見染めたベリ。ベリの愛人として海賊船での地位を築いたコナン。入っていた船が何者かに襲われる密林への冒険。翼をもった怪物との戦い。廃墟での戦い
『消えうせた女たちの谷』
ケシャタの都に向かう途中に弟と共にバユユの王に誘拐されたリヴィア。殺された弟。バユユの王を訪れていたコナン。脱走しコナンに助けを求めるリヴィア。バユユの王が運ぶ荷物の中に隠された怪物との対決。
資料編
『死の広間』
『ネルガルの手』 (断片)
『闇の中の怪』
『闇の中の怪』 (草稿)
『ハイボリア時代』