佐藤次高の作品一覧
「佐藤次高」の「イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男」「ヨーロッパ覇権以前 もうひとつの世界システム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤次高」の「イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男」「ヨーロッパ覇権以前 もうひとつの世界システム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イスラームの「英雄」サラディン
十字軍と戦った男
著:佐藤 次高
出版社:講談社
講談社学術文庫 2083
イスラームの英雄である、サラディン(1137-1193)は、その言行から、味方である、ムスリムからはもちろん、敵であったキリスト教世界でも人気が高い。
では、なぜ、英雄なのか。
それは、キリスト教徒によって、奪われた聖地エルサレムを奪還したから
では、なぜ、キリスト教徒からも人気が高いのか
それは、敵に対しても慈悲深く高潔な人物だから
本書は、上記のような評価を虚像として、本来のサラディンの実像をあばくことを目標としているとあります
眼でみたことがあるわけではありませんが、納得感はあ
Posted by ブクログ
続いて下巻。
まずは、エジプト、マムルーク朝下のカイロ。イスラムと商取引について、コンメンダ、貨幣と信用取引、カーリミー商人等々解説があるのだが、正直この辺りについて十分理解出来なかった。
続いてアジアの海上交易について。アラビア海、インド洋、南シナ海の3つの回路。
この辺り、ポルトガル来航以前のインドとアラブの交易の具体相は良く知らなかったし、まして東南アジア海峡における中国、インドとのつながりの細目などはほとんど知らなかったので、勉強になった。
最後の第11章は、「13世紀世界システムの再構成」という題で、なぜ世界システムは崩壊したのかを問う。
そもそも13世紀世界システ
Posted by ブクログ
13世紀の「世界経済」、ヨーロッパがウォーラーステインのいう「近代世界システム」を構築しようとしていた16世紀前に世界システムがあったと、著者は言う。そしてそこには8つのサブシステムがあり、それぞれ西ヨーロッパ、中東及び東方アジアの3つの回路に組分けできるとする。
以下、それぞれの地域ごとに、交易の産物や参加者の商人の範囲、信用取引等の仕組み、その繁栄と衰退の様子などの具体相が叙述されていく。
第1部は、ヨーロッパ。
トロワとプロヴァン等のシャンパーニュの大市、フランドルの織物生産に関する工業/商業町、ヘントとブリュージュ、そして北西ヨーロッパを中東の商品生産地に結び付けたイタリア海