2周読破
自分が望むキャリアを築いていくための、「自己分析」や「逆算目標計画」などの方法論だけでなく、キャリアを築く目的として「自分のライフステージ」によって、仕事をする価値観が変わっていく中で、「自分が幸せになれる働き方を自分で選べる柔軟性」を手に入れるために、「キャリア戦略」を活用する、という働く本質的な目的を学ぶこともできた良書。
〜〜メモ〜〜〜〜〜〜,〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
会社内価値⇔市場価値
⇒「企業」や「年収」ではなく、自分の市場価値を高めるために得られる【スキル/経験軸】で企業を選定する
=要は、⭐️最低条件として『平均年収より上』かつ【自分が高めたいスキル/経験が得られるかどうか】が1番重要。⭐️
『キャリア戦略』=「キャリアにおいて今の経験・スキルを活かして自分の目的・目標を達成するための活動や取り組み」のこと
→★【3年間(定着)】1つの企業で働いて【上位20%の人間(活躍)であり続けられたら】、《次の企業にステップアップする。》
=【競争優位の戦略】
★【自己分析】(p136)
①自分にとっての【喜び/ワクワク】は、どんな時に感じられるかを分析して、その【理由】を【なんでワクワクするの?で深掘り】して.【過去の実体験による具体例】で補強する
②自分にとっての【苦痛/つまらない】は、どんな時に感じられるかを分析して、その【理由】を【なぜつまらないの?で深掘り】して.【過去の実体験による具体例】で補強する
③自分の【得意なこと/強み】を【自分は何をするのが好き?】から分析し、その【理由】を【なぜ得意なの?で深掘り】して.【過去の実体験による具体例】で補強する
→⭐️【どういう会社や仕事であれば自分が定着・活躍できるのかを考えるために自己分析を行う】
俺の志向性=【利他的】×【手触り感志向】
【プロフェッショナル】×【マネジメント】
・【利他的】=他人への貢献や価値提供など、他人起点で動機づけされる
・【手触り感志向】=自分が関与、価値提供したことの実感を得やすいことで動機づけされる
・【プロフェッショナル】=専門性を活かして顧客に対して直接価値提供をする
⇒⭐️ この価値観を志向する【理由】を【なぜ?で深掘り】して.【過去の実体験による具体例】で補強する
【仕事】=【クライアントの課題を解決し、クライアントのニーズをきちんと満たすこと】
116ページ、めちゃ参考(キャリア逆算計画)
①1000万円求人を100件ほど見て、【共通する部分】を洗い出す(業界/職種)
②①の中で1.2番にやってみたい/1.2番、自分に合っていそうな職種を決める=【キャリアのゴール】の明確化
③②で希望する求人の【必須条件/歓迎条件】の【共通条件】を把握する
④【キャリアのゴール】に到達するための、【③の共通条件】を満たす企業を複数社発掘する(1000万円プレーヤーになるための踏み台企業の発掘)(年収は気にしない)
⑤④で発掘した企業の【必要条件/歓迎条件】の【共通条件】を把握する
⑥ 【キャリアのゴール】に到達するための、【⑤の共通条件】を満たす企業を複数社発掘する(1000万円プレーヤーになるための踏み台企業の発掘)(年収は気にしない)
⑦ ⑥で発掘した企業の【必要条件/歓迎条件】の【共通条件】を把握する
⑧ 【キャリアのゴール】に到達するための、【⑤の共通条件】を満たす企業を複数社発掘する(1000万円プレーヤーになるための踏み台企業の発掘)(年収は気にしない)
❾そして、新卒入社する企業の特徴を整理する
=⭐️【どんな経験やスキルが得られる企業である必要があるのか】=『年収』よりも、断然【得られる経験・スキル】⭐️
p154、【キャリアビジョン】めっちゃ大事
→ここまでの【キャリア逆算計画】と【自己分析】が終わった上で、【キャリアビジョン】を立てていく。
184.【仕事内容のリサーチ方法】
「優良企業や大企業を選択できる」=「活躍が約束されるわけではない」=「幸せとは限らない/安泰とは限らない」
『口コミサイトの悪い評判も、あなたとは異なる価値観やビジョンを持った人の声であって、他の人にはブラック企業でも、あなたにとってキャリア戦略上、有益な求人は存在するのです。』
《キャリアにおける「幸せ」》
★『キャリア戦略は、自分が幸せになるための手段』
★【幸せ】と【成功】は違う。
→成功していても幸せではない人も存在する
【自分の意思でいつでもキャリアを選択できる権利があること】=【キャリア選択の自由】=【働き方の柔軟性】
そもそも、その人の【価値観は状況によって、変動するもの】
この【キャリア選択の自由】がないと、【今の自分の価値観に合った働き方】を自由に決めることはできない。
→★この【キャリア選択の自由】【働き方の柔軟性】が【その人の幸せ】を決める★
→そのため、【自分の働き方の自由】を手に入れるために、《手段として》【市場価値やキャリア戦略を活用する】
社内評価で、都内年収5.600万円は全然狙える
ただ、30代前半までで、年収700万円を頂いてる人は少ない。
→だから、キャリアロジックを活用して、年収700万円を目指すのが、良い目標になるのでは?という筆者の提言