岩田一成の作品一覧
「岩田一成」の「新・日本語教育を学ぶ -なぜ、なにを、どう教えるか-」「日本語教員試験 対策用語集[学習アプリ対応]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
■配慮とわかりやすさはトレードオフ(ポライトネス理論)
ポライトネス理論では、相手への配慮と分かりやすい話はトレードオフの関係にあると考える。ストレートな物言い(直言)は伝達効率が高い反面、相手への配慮に欠けることになる。ストレートな話は相手に対して無配慮になるが大変伝わりやすい。一方、離れていく方向に敬避的配慮(相手の領域を侵害しないようにしようとする気持ち)があり、尊敬語・謙譲語はここに当てはまる。
■詳細さと分かりやすさもトレードオフ
何でも細かいことを話すことが正確さを担保すると考えてしまうと話は長くなる。そして聞き手にとってはどうでもいい情報が増えて分かりにくくなる。「やさしい日
Posted by ブクログ
在日外国人だけでなく、日本語が母語の人に対しても、わかりやすい日本語は大切。ルビをふればいいわけではなく、肝心な事がきちんと伝わるようにするために考えられたのがやさしい日本語。
漢字が多いとか、あいまいな言い方や謙譲語、長い文章などが、やり玉に上がる。
また、やさしい日本語の歴史にも触れられていて、戦争中までさかのぼる。そして、震災。情報を入手できないと困るのは本人だけではない。結局はみんなが楽しく暮らすには、という事を考えて、編み出されたものということがわかる。
役所や学校、公共施設の人は文書を公開する前に必ずチェックするべき。
周りに困っている人はいないか?普段からわかりやすい文章を考える