作品一覧

  • 三日間の隔絶 上
    4.4
    1~2巻1,540円 (税込)
    一家惨殺事件の生き残りの少女はグレーンス警部の手により保護された。17年後、その事件の資料が警察署内から盗まれていることが判明する。さらに17年前と同じ手口で当時の容疑者が殺される事件が起こり……。一方、潜入捜査員を引退し家族とともに暮らしていたピート・ホフマンの元に、彼の正体を知る謎の人物から脅迫状が届く。ホフマンは警察の人間が裏切ったのだと考えるが――。〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • 黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル
    4.2
    1巻2,860円 (税込)
    ストックホルムで女性の刺殺体が発見された。交際相手の男は服役中だったが、事件当夜は仮釈放されていた。警察は男が犯人と確信するが、ヴァネッサ警部の元に「彼は殺していない」と訴える女性が現れる。ネットで蠢く「インセル」が現実社会に牙を剥く暗黒ミステリ。
  • つけ狙う者(上)
    値引きあり
    4.1
    1~2巻330~550円 (税込)
    世界1500万部超え! ヨーナ・リンナシリーズ最新刊! 窓、ストーカーの影 そして、地獄を見る。 始まりは警察に送られてきた女性の日常のワンシーンを撮影したビデオ…… 国家警察の警部ヨーナ・リンナが姿を消してから8カ月――彼の後任となったのは、臨月間近のマルゴット・シルヴェルマン。いま彼女が担当しているのは、独身女性の連続惨殺事件だ。どの被害者も残酷なまでに顔面を傷つけられていたのみならず、犯人は、犯行の直前に被害者の姿が映った映像を警察に送りつけていた。目撃者もなく、被害者どうしの接点や共通点もないなか、警察は過去の犯罪歴から強迫的な執着を持つ性犯罪者の洗い出しを進めるが、容疑者らしき人物は浮かんでいなかった……。
  • 減量の正解
    4.0
    ☆世界中のあらゆるエビデンスを読み漁った  減量エキスパートが出す、最終結論。 ☆運動・食べ物では一時的にやせるだけ。  体重が「セットポイント」まで戻る仕組みを解明! ☆キープとノーリバウンドに本当に有用な  情報を追求し、選りすぐった快著! 英国ブリストル大学と ノーベル賞選定機関カロリンスカ研究所で 肥満について研究を重ね、 ストックホルム体育大学でリサーチを続ける 体重研究の世界的スペシャリスト、エリック・ヘミングソン氏。 「これを食べればやせる!」 「この動きが体を引き締める!」 なぜ、キャッチーなダイエット法は現れては消え、 人々の体重は減っては戻るのか―― 肥満研究者が出した 減量、キープ、ノーリバウンドの最終結論。 私たちは現象としての「体重増加」を捉え直さなければならない――。
  • スティーグ・ラーソン最後の事件
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    もうひとつの「ミレニアム」―― 夭逝の小説家が遺した資料を手掛かりに、未解決の首相暗殺事件の謎がいま、暴かれる! 小説を超える捜査実録。 ミレニアム・シリーズで知られる作家スティーグ・ラーソンは、 その生涯をかけて、ある事件を追い続けていた―― 1986年にスウェーデン全土を震撼させた首相暗殺事件。 だが玉石混淆の情報が交錯し警察の捜査は難航、事件は迷宮入りする。 やがてラーソンは世界的ベストセラー作家になることも知らぬまま急逝。 そのとき彼は暗殺の真相に肉薄していた。 未公開資料を入手した著者が、小説を超える闇を暴く!
  • 三年間の陥穽 上
    3.9
    1~2巻1,650円 (税込)
    子どもの人身売買を防止する団体に届いたのは、全裸で犬のリードを巻かれた少女の写真だった。グレーンス警部は、写真の手がかりを元にデンマークへ向かう。そこで明らかになったのは、ダークネットを通じた世界8カ国、21人にのぼる小児性愛者の存在だった。一斉逮捕のためには、グレーンス警部が小児性愛者を装い、ネット上でリーダーと接触する必要があった。残されたのは24時間。〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • 山の王(上)
    値引きあり
    3.0
    1~2巻599円 (税込)
    新たなスウェーデン警察小説界の異才、ここに登場!  レオ・アスカーはスウェーデン・マルメ警察署重大犯罪課の女性警部だ。  彼女は、資産家の娘スミラ・ホルストと元恋人のマリクの失踪事件について捜査を進めようとするが、ホルスト家の顧問弁護士で自身の母親でもあるイザベルの差し金で、国家作戦局から派遣された元上司のヨナス・ヘルマンに捜査権を横取りされたうえ、突然事件の担当からも外され、署の地下にある「リソース・ユニット」へと異動させられる。  そこは得体の知れない曲者たちの集う「迷宮入り事件」専門の謎の部署だった……。

ユーザーレビュー

  • 三日間の隔絶 下

    Posted by ブクログ

    上巻から続く。
    変装したホフマンはアルバニアに行き、グレーンス警部はストックホルム市警の中のスパイを探し出す。
    ホフマンのパートは今作もあっさりめだが、グレーンス警部のパートが重い。犯人…と言うべきか、少なくとも「過去の捜査記録やホフマンに関する機密文書などを警察署から盗み出してホフマンを脅していた犯人」「一家惨殺事件の容疑者たちを次々と射殺していた犯人」は非常に意外な人物だった。
    結末も非常に哀しい。

    0
    2025年04月13日
  • 山の王(下)

    Posted by ブクログ

    上巻とは全然違う展開
    物語は誰がいい奴なのか敵なのか
    最後まで気を揉ませます。
    幼なじみのマーティンヒルだけは 信じられる相手
    マーティンの信じてるミィーは 本当に信じられる相手か?
    警官も信じられない
    マーティンはミィーとともに スミラの閉じ込められてる洞窟に向かう
    この辺から 一気に物語が進みます。
    マーティンはスミラを逃す時に撃たれます。
    アスカーは マーティンが眠らないように 子供の時 父親となにがあったかを 初めて話します。
    初めて話すことで アスカーのこころも解放されたのだと思う。
    キチガイの父親ですねえ!
    一件落着して ホッとした時 電話がなる。
    父さんだよ!
    あーあーあ こうい

    0
    2024年12月03日
  • 黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ニコラスのみが救い。
    ニコラスとセリーネの掛け合いが読んでて心地よかった。
    ラスト30ページぐらいは、ヴァネッサと一体化しすぎて殺されそうだと思うくらい、ジャスミナに一体化しすぎて窒息するかと思うくらい、ハラハラしてのめり込んだ。
    次作も、前作も読みたいけど、日本で翻訳されていないのかも…。

    0
    2024年06月25日
  • 黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル

    Posted by ブクログ

    超絶★5 スウェーデンで発生した女性殺害事件の背景に何があるのか、憐憫と憤怒と怨恨と… #黒い錠剤

    ■あらすじ
    スウェーデンの首都ストックホルムで女性が殺害された。一番の動機がある容疑者は、刑務所に服役中の身であったが、事件当時は仮釈放で出所をしていたのだ。主人公である女性刑事ヴァネッサが捜査を進めていくが、彼は犯人ではないという女性が現れる。警察内部で捜査方針が混沌とする中、さらなる殺害事件が発生してしまい…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    超絶★5 この本はもっと話題になって欲しいなぁ~

    ただ事件の描写や背景がドギツイので、不愉快な気分になる人もいるかもしれません。しかしそこが一番の魅

    0
    2024年02月20日
  • 黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル

    Posted by ブクログ

      強烈な劇薬のような作品が登場。1986年の若手作家だが、スウェーデンの警察小説らしく実際に起こった事件をモデルにした社会的に無視し難い特別なテーマを題材にしたショッキングとも言える作品である。章立てが短く猫の眼のように切り替わる視点が最初はとっつきにくいが、徐々に数多い登場人物たちの個性が際立ってきて、それぞれがこの作品中で果たす役割がページを進めるにつれ明らかになってゆく頃には、一気読みできるほどの酩酊感と疾走感で脳がいっぱいの読書を体験できるのではないかと思う。

     聴き慣れないであろうスウェーデンの名前の登場人物たちだが、主たるキャラクターは女性捜査官ヴァネッサとその友人で元軍人、本

    0
    2024年01月18日

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