作品一覧

  • 変なおじさん【完全版】(新潮文庫)
    3.9
    1巻737円 (税込)
    女の子が大好きで、正体がバレるとヘンテコな踊りをするコントの役柄、それがご存じ「変なおじさん」。でも、僕は、この自分の分身が大好き。なぜなら僕も、ずっとお笑いにこだわってきた変なおじさんだから。子供の頃、コメディアンになろうと思い、ドリフの付き人から「全員集合」「加トケン」「だいじょうぶだぁ」「バカ殿様」とお笑い一直線。そんな僕の人生をちょっとだけふり返ってみたヨ。
  • 『志村流』 金・ビジネス・人生の成功哲学
    3.6
    30年近くにわたって、笑いの主役で活躍し続ける志村けん。彼の生き残り哲学とは? 人生、お金、ビジネス、処世術・・・、超「非常識」コント芸人の、超「常識」哲学のススメ。
  • 志村流 遊び術
    5.0
    ベストセラーとなった前作『志村流』に続く待望の第2弾。前作が「お金・ビジネス」というオンタイムをテーマにしていたのに対し、今回のテーマは「遊び」、すなわちオフタイムの楽しみ方。志村流遊びの哲学、少年時代の思い出から、恋愛、夜遊び、趣味、日常生活まで、「欲張らない、気負わない、期待しない」の「ほどほど主義」を貫きつつも、限られた時間を存分に楽しむための志村流こだわりと極意を、プライベートなエピソードもふんだんに盛り込みつつ展開している。 ●志村流のメソッドの根底にあるものは「常識」です。第一弾の金・ビジネスをテーマにした『志村流』では、次のように語られます。「礼儀作法や時間厳守、努力と忍耐、蓄積と継続……などなど、当たり前のことが出来て、少しの才能と個性、それに決断力があれば、昨日より今日は、いい生活が出来るかもしれない」。この常識に志村さん独自の脱力感覚が加わって「志村流」は完成します。 遊びをテーマにした本書では、常識をさらに掘り下げて、志村流気配りのススメが随所で語られます。志村さんの考える遊び上手は、常に周りにさりげなく心配りして、相手を楽しませる術を心得ている人です。遊びにはスポーツに顕著なように、脱力が肝心であることは言うまでもありません。この脱力術は、「欲張らない、気負わない、期待しない」の「ほどほど主義」として、これまた随所で強調されます。 遊びをテーマにした本書の売りはまだあります。志村さんの今まで明かされたことのない素顔に触れられることです。過去三度にわたる女性との同棲生活とその顛末、お人よしが原因でなってしまった馬主、夜遊びから生まれたネタのこと、犬を連れた自宅周辺での散歩の際の椿事……などなど、ブラウン管の裏側の志村けんを知るエピソードが満載されています。 遊びで身に付けた気配りや脱力術は仕事においても役立ちます。本書を読んで仕事のコリをほぐしてもらえれば幸いです。(編集担当)

ユーザーレビュー

  • 変なおじさん【完全版】(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ・お笑いはバカになりきることだよ。いくらバカやっても、見る人はわかってる。自分は文化人だ、常識があるんだということを見せようとした瞬間、コメディアンは終わりだよ

    ・相手が考えていることの一歩先まで神経を回すことができて、初めてまともな仕事と言える。

    ・笑いというのは、切羽詰まったときに生まれる。人間って窮地に立つと何をするかわからないから。

    ・漫才と言うのは、その人達の人間模様が出てくる。

    ・変わった人、珍しい人、非凡な人、少し狂気のようなものを感じる人。それを見たいから世間の人はテレビや舞台を見る。

    ・人に何かを伝えたいならウソをついてはいけない。

    ・みんなと同じだったら、一番楽

    0
    2025年10月21日
  • 変なおじさん【完全版】(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    志村さんか新型コロナで亡くなれた後に本屋で売られてるのを見つけ購入した。

    幼い頃の思い出、お笑いに対する姿勢、お世話になった人との絡み───志村さんの素顔に迫れる一冊。
    亡くなった事でこの本を手に取るキッカケになったのだけど、やはり生きておられる間にこの本を読んで志村さんのコントを見たかった・・・・。

    0
    2022年03月15日
  • 志村流 遊び術

    購入済み

    さすが志村けんさん

    最後まで志村けんさんはいい人だったなとこの本を読んでなお実感。
    仕事以上にプライベートを充実させたいという現代人が多い中、こういった考え方が本来いいんだろうなと考えさせられた。

    #深い #タメになる

    0
    2021年04月29日
  • 変なおじさん【完全版】(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    余裕のある笑顔の表紙は、直前に読んだ、ちょっと涙目っぽい表情の表紙の『志村流』より好き。前著でも思ったけれど、志村さんは「職人」だ。ドリフターズの他のメンバーを始め、いろんな芸人のことを「さん付け」で呼んでいる点は新鮮。中島みゆきさんを始め、有名人とのエピソードがたくさん書かれていて興味深い。芸能人のエッセイってこういうところに特別感があるんだろうな。ブームは火がつくまでに時間がかかるのは今でもそうで、ツイステやすとぷりがまさにそうだなと最近思った次第。「「アイ~ン」はギャグじゃない」。「ナンパとかは絶対できないもの。相手が自分のことを、ある程度好いてくれていると思わないと、アタックしないし」

    0
    2020年11月30日
  • 志村流 遊び術

    Posted by ブクログ

    志村さんは人間を営むことをとても楽しんでいた。
    この本を読んで、それが少しわかったような気がします。

    知恵の実が、財産以上に人生を豊かにすると信じて行動。
    人間関係や社会を俯瞰して見て、己の仕事にフィードバック。

    有名になりたいとか、ステータスが欲しいとかで人間関係を作ろうとする人を生理的に見分けることに長けていらっしゃったようで、その観察眼の鋭さに驚きました。
    (そういう君は得になる人間なのか?人から何かを得るばかりでは、不公平なシーソーゲームではないかと)

    子供の頃の怪我話も良かったです。
    臆病になるよりも、体感して自分をの物差しを作ることが大事だと。

    理路整然でとてもわかりやすい

    0
    2020年07月16日

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