菅野楽章の作品一覧
「菅野楽章」の「世界でいちばん虚無な場所」「ホンモノの偽物――模造と真作をめぐる8つの奇妙な物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「菅野楽章」の「世界でいちばん虚無な場所」「ホンモノの偽物――模造と真作をめぐる8つの奇妙な物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
美術品の贋作についての話と思いきや、世界には様々な「偽物」があるというお話。とても面白かった。
絵画だけでなく、戯曲や手紙、化石、ダイヤモンド、香り、自然(野生生物)、鯨の骨、マヤ文明のコデックス(絵文書)、紀元前の洞窟壁画が題材として扱われている。
本物と偽物を区別する基準は?真正性は、その時代によって変わる、偽物は「悪」なのか。そんなことを考える本だった。
以下メモ
(その絵が本物か贋作化を見分ける決め手のところ。芸術性で見分けるんじゃないところが面白いと思ったり。)
・何か、いくつか、彼女にはしっくりこないところがあった。ひびが入っていた、経年劣化?そうかもしれないし違うかもし
Posted by ブクログ
2015年、国立歴史民俗学博物館で「大ニセモノ博覧会」という展示があり、偽物を簡単に切り捨ててしまうことができないことを学んでいたが、この本で、より広範囲な偽物とその存在意義を知ることができた。最初は美術の話。ウォホールの死後に作られたシルクスクリーン作品は本物か?中世絵画の贋作を作成したスパニッシュ・フォージャー。どこの誰かもわからない作者だが、特徴的な絵画が今ではコレクションの対象となっている。偽物もストーリーを持つことで、本物のような評価を受けることがあるという例。などの話で本物についての定義が揺らいだところで、科学的な見地からの話になる。人造ダイヤモンドの合成方法を競っている中で、合成
Posted by ブクログ
2013年3月ヴィクトリア&アルバート博物館の企画展『デヴィッド・ボウイ・イズ』がロンドン開催から始まり、世界各地を巡回、5年後に閉じられる。
ロンドンの次の開催地、オンタリオでの開催に先立ち発表されたリストが、本書の元ネタになる。
ボウイ自身が生涯読んできた本の中から、重要で影響の大きいと考えた100冊の本のリストである。
1冊ごとに、その本を読んだボウイや当時のミュージシャンががどんな影響を受けたか?という解説があり、この1冊を読むならボウイのこの曲と共に聴いてほしいと曲紹介と、その1冊に興味を引かれたらこちらの本もいかが?との関連書籍紹介も付してある。ボウイが選んだ100冊の本と、ボウイ