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本当のことはいつだって、偽物が教えてくれる!?
ウォーホルなしでつくられたウォーホル作品は本物か?
高クオリティーすぎて、それ自体で価値のついた“オリジナル贋作絵画”とは?
バナナ味とバナナの違いが明らかにする味覚の真実とは?
いんちき化石を信じた18世紀の博物学者の顛末とは?
天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドはどちらが道徳的か?
ネイチャー・ドキュメンタリーは本当に“自然”なのか? and more…!
真贋のグレーゾーンを行き来する事物を通して浮かび上がる、歴史と文化の実相に迫ったノンフィクション!
【目次】
序 ウォーホルのいないウォーホル
第一章 厳粛なる嘲り
第二章 噓石の真実
第三章 炭素の複製(カーボンコピー)
第四章 異なる味わいの偽物
第五章 セイウチカメラを通して見ると
第六章 大いなるシロナガスクジラ
第七章 そしていま、それは本物だ
第八章 旧石器時代を生き返らせる技法
結 大英博物館に見られるように
謝辞
訳者あとがき
参考文献
Posted by ブクログ 2021年06月04日
ウォーホルが遺した版を使い、生前のウォーホルと同じ手法で刷られたシルクスクリーンプリントは「本物」か? 元素レベルまで天然ダイヤモンドと同一の人工ダイヤモンドを「偽物」のように感じてしまうのはなぜか? ドキュメンタリー映像は本当に「リアル」なのか? 歴史上のさまざまなエピソードを通して、フェイクとリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月08日
偽物とは本物があってこそだが、その偽物にもストーリーができてしまうとそれはそれで価値を持ってしまうというお話を集めた。スパニッシュフォージャー、ウィリアム アイアランド(しぇーくすぴあの贋作)などはそれ自体か贋作の古典となっている。
ほかにも、科学的な味、化石のコピーはどうか、 来歴の不確かなマヤの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月25日
個人的には、第2章が面白くなく、第2章の途中で「読むのを止めようかな」と思ったのですが、第2章の残りはひとまず飛ばして第3章を読み始めたところ、そこからは、「これなら読める」と思えた内容だったので、何とか読み切りました(第2章の残りも、あとで何とか読みました)。
ちなみに、この本を読み終えた直後に...続きを読む
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