くろきすがやの作品一覧

「くろきすがや」の「感染領域」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 感染領域
    3.5
    1~2巻715円 (税込)
    九州でトマトが枯死する病気が流行し、帝都大学の植物病理学者・安藤仁は農林水産省に請われ現地調査を開始した。安藤は、発見した謎のウイルスの分析を天才バイオハッカー「モモちゃん」の協力で進めるが、そんな折、トマト製品の製造販売会社の研究所に勤める旧友が変死。彼は熟さず腐りもしない新種のトマト“kagla(カグラ)”を研究していたが……。弩級のバイオサスペンス、登場!

ユーザーレビュー

  • 感染領域

    Posted by ブクログ

    もし、植物ウィルスが発生して、次々枯らして、人類の食生活に影響を与えたら、大変なことである。

    そして、そのウィルスが故意的にまかれたものだとしたら・・・

    コロナ禍の現在に読んでいて、とても怖くなる話。
    バイオサスペンス、ミステリー、ちょっとコメディの小説。

    続編が「ラストスタンド」

    0
    2023年07月05日
  • ラストスタンド 感染領域

    Posted by ブクログ

    シリーズ、第二弾。
    実は、第一弾を読んでいませんでしたが、充分楽しめました。

    2年前の『スレッドウイルス事件』、あのウイルスの災厄から、世界を救った植物病理学者の安藤 仁。

    突然、農水省の極秘プロジェクトのリーダーに抜擢される。
    水が無くても育つ奇跡のイネ『ラストスタンド』の開発に参加して欲しいと言う。
    もし、成功すれば、世界の穀物市場が大きく変わり、日本が優位に立てることに。

    しかし、研究が進むなか、安藤は何者かに襲われ大怪我を。中国や米国などの影も見え隠れし、大きな利権争いの渦中に投げ込まれる。

    果たして、ラストスタンドの開発の行方は?
    ハラハラドキドキの展開ですね。

    0
    2021年12月05日
  • 感染領域

    Posted by ブクログ

    九州、中国地方を端緒に広がるトマトの異変。アメリカの外資系アグリ企業の遺伝子操作、そして日本市場への進出の影が見え隠れする。これに立ち向かうのが、植物学者とその後輩である農水省の女性キャリア官僚。かつて恋人であった2人である。STAP細胞の事件をヒントにしたような経緯も出てくる。

    1
    2021年07月06日
  • 感染領域

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    トマトを枯死させる謎のウイルス、熟さないトマト、旧友の死、複数の謎に主人公が迫っていくミステリー。

    しっかりと作り込まれた世界観、ユニークな登場人物、からみあう不可解な謎たち…専門知識がやや難解なところもあったが全体として読みやすく、惹き込まれた。

    私は途中からなんとなく真相や展開が読めたが、それを差し引いても完成度の高い一作だった。

    ラストに向けて若干失速した感じがあって惜しい。

    ☆4.0

    0
    2024年11月06日
  • ラストスタンド 感染領域

    Posted by ブクログ

    トマトの次はお米!
    感染はあんまり関係ない気がしたけど面白かった。後半から怒涛の展開が続いたけど、お米開発の完成は呆気なかった。

    実は外務省の人は…って展開は必要だった?各国の陰謀がてんこ盛りに絡み合って最後にはお腹いっぱい。

    それでも話の展開は早いし、先生はまた危ない目にあって痛そうだし脅されるし、急にモモちゃん登場するし、読み出したら止まらない面白さがあった。

    0
    2024年04月24日

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