帯に惹かれて購入。「オリジナリティは要らない、王道パターンを使いまわせ」「効率アップ、所要時間ダウン」。
それと「はじめに」に書いてあった「良かれと思って、頑張って細かく説明したが、相手を苛立たせた」「良かれと思って、たくさん情報を盛り込んだ資料を作ったが、結局何が言いたいのかと怒られる」にも合致し
...続きを読むてたので。。。
感想。これ一冊資料作りのノウハウを網羅できるものではないですが、今の自分の助けになる情報がたくさんありました。
備忘録。
・自分の考えを誰かに説明する時には、皆が知っているフレームワークだけを利用して整理することが効果的。
・ロジックツリーの正しい使い方。最初のMECEが大切。その思考プロセスをすっ飛ばして具体例をあげてくと、必ず漏れやダブりが出てしまう(気づくか気づかないかのセンスの問題になってしまう)。例として「電子ゲーム機」の分解を、いきなり「プレステ、ニンテンドー、xbox」にしたりするのダメ。
・SWOT分析は分析の軸を定めるのが大事。著者はSWを4Pで分析するのをお勧め。Sとするなら他社比較や定量データが大事とも。
・プレゼンの前に、プレゼンのテーマや目的を発信して、それに対する参加者の反応から、参加者の希望に当たりをつける。
・「鉄板の構成」。プレゼンの目的や背景→全体の中での本日のテーマ→本日のプレゼンで実現できること→具体的な説明内容→今後のスケジュール→参加者への依頼や相談事項。
・結論先か、結論後かの問題。信頼関係のある相手に対しては結論先がお勧め。信頼関係構築前の相手には結論後からが比較的有効。
・パワポ作成の6〜8割は手書きかWord。構成に悩むときは、先ずはWordで思いつくままに全てを書き出す。