作品一覧

  • 八月、ぼくらの後悔にさよならを
    4.5
    1巻550円 (税込)
    「もしかして視えてる?」――孤独でやる気のない高2の真彩(まあや)。過去の事故がきっかけで幽霊が見えるようになってしまった。そんな彼女が出会った“幽霊くん”ことサトル。まるで生きているように元気な彼に「死んだ理由を探してもらいたいんだ」と頼まれる。記憶を失い成仏できないサトルに振り回されるうち、ふたりの過去に隠された“ある秘密”が明らかになり…。彼らが辿る運命に一気読み必至!「第4回スターツ出版文庫大賞」優秀賞受賞作。
  • 大正偽恋物語~不本意ですが御曹司の恋人になります~
    3.7
    1巻682円 (税込)
    時は大正四年。両親を亡くし叔父夫婦に引き取られ、虐げられて育った没落令嬢・御鍵絹香。嫌がらせばかりの毎日に嫌気がさしていた。ある日、絹香は車に轢かれそうなところを偶然居合わせた子爵令息・長丘敦貴に後ろから抱きすくめられ、助けてもらう。敦貴に突然『恋人役にならないか』と提案され、絹香は迷わず受け入れる。期間限定の恋人契約のはずが、文通やデートを重ねるうちにお互い惹かれていく。絹香は偽物の恋人だから好きになってはいけないと葛藤するが、敦貴に「全力で君を守りたい」と言われ愛されて…。
  • おいしいふたり暮らし 今日もかたよりご飯をいただきます
    3.2
    1巻726円 (税込)
    「あたしがちゃんとごはんを食べるよう『監視』して」。同棲している恋人の垣内頼子に頼まれ、会社員の真殿修は昼休みに、スマホで繋いだ家用モニターを起動する。恋人を監視するなんて、最初は束縛しているようで嫌だと抵抗していた修だが、夕食時の話題が広がったり、意外な価値観の違いに気付いたりと、改めて相手を信頼するきっかけにつながり、二人の仲は深まっていく。元料理人である修が日々の夕飯作りを担当していることもあり、頼子の食生活は徐々に改善され始めたが――
  • 余命わずかな君と一生分の恋をした
    -
    1巻770円 (税込)
    深い孤独を抱える高校二年生の白夜は、ある夜、不慮の事故でほとんどの視力を失った少女・瑠唯と出会う。彼女は白夜を初恋の相手『カゲヤマ』と勘違いし、その温もりを求めた。退屈な日々に光を見た白夜は、戸惑いながらも彼女の支えになろうと、嘘をついてカゲヤマを演じることに。瑠唯の無邪気な笑顔に触れ、白夜は失いかけていた感情を取り戻していく。しかし、「カゲヤマ」を演じるほど、瑠唯への想いは募り、嘘をつくことに深く苦悩する。そんな中、白夜は瑠唯が抱えるあまりにも残酷な秘密を知ってしまい―― 儚くも鮮烈な「一瞬」を刻む、涙なくしては読めない純愛ラブストーリー。
  • ひみつの小学生探偵 1 あやしいヒゲの会事件
    -
    1~3巻1,210円 (税込)
    おとなもなやむ難事件を解決するのは…ふつうの小学生!? えらばれた小学生にだけ送られる、ボスからの探偵依頼メール。とどいたら、「小学生探偵」としてなぞとき開始! ドイル、ルブラン…傑作推理小説のトリックが、現代を設定にしてよみがえる!
  • 妹に虐げられた無能な姉と鬼の若殿の運命の契り
    -
    1巻737円 (税込)
    幼い頃から人ならざるものが視え気味悪がられていた藍。17歳の時、唯一味方だった母親が死んだ。『あなたは、鬼の子供なの』という言葉を残して――。父親がいる隠り世に行く事になった藍だったが、鬼の義妹と比べられ「無能」と虐げられる毎日。そんな時「今日からお前は俺の花嫁だ」と切れ長の瞳が美しい鬼一族の次期当主、黒夜清雅に見初められる。半妖の自分に価値なんてないと、戸惑う藍だったが「一生をかけてお前を愛する」清雅から注がれる言葉に嘘はなかった。半妖の少女が本当の愛を知るまでの物語。
  • 生きづらい君に叫ぶ1分半
    -
    1巻770円 (税込)
    ――僕の命が消えたら、初めて尊い存在になるのだろうか? 自信がなく宙ぶらりんに生きる高二女子、 中崎晴は音楽と過激な詞で視聴者を虜にする大人気クリエイター『earth』オタクで、密かにアフレコ動画を投稿している。ある日、とある理由から『earth』の正体がクラスメイトの星川凪だと知ると同時に、晴は詞に声を吹き込む覆面声優に抜擢されてしまう。凪と出会い、晴が声を届ける喜びに目覚めていく中、突然『earth』は解散危機に追い込まれてしまい……? 生きづらさを抱えるあなたに贈る、温かい涙が止まらない感動作。
  • 5分で読書 扉の向こうは不思議な世界
    -
    1~19巻1,100~1,210円 (税込)
    5分で本の世界のとりこになれる! 短編集「5分で読書」シリーズの第一弾は、『扉の向こうは不思議な世界』。僕たちのすぐそばにある扉の向こうには、不思議な世界が広がっているかもしれない。そしてその向こうの世界との出会いから、物語が始まる。 高校に入学し、彼氏ができた親友との関係に悩む花帆(かほ)は、先生に掃除を頼まれた心霊スポット・旧図書館で、不思議な少年と出会う。(『旧図書館と迷える放課後』) 家の建て替えのため仮住まいに引っ越した高校生のシュンは、同じいきさつでその家に住むことになったと主張する、並行世界の少女と出会う。(『並行世界のルームメイト』) 扉と、その向こうの不思議な世界にまつわる、全六編の短編集。 中高生読者へ向けた作品を募集した短編小説コンテストの「大賞」受賞作、また現役中高生読者審査員が選んだ「中高生読者特別賞」受賞作も収録!
  • ある日、死んだ彼女が生き返りました
    -
    1巻682円 (税込)
    唯一の心許せる幼馴染・舞生が死んでから三年。永太は生きる意味を見失い、死を考えながら無気力な日々を送っていた。そんなある日、死んだはずの舞生が戻ってくる。三年前のままの姿で…。「私が永太を死なせない!」生きている頃に舞生に想いを伝えられず後悔していた永太は、彼女の言葉に突き動かされ、前へと進む決意をする。さらに舞生がこの世界で生きていく方法を模索するけれど、しかし彼女との二度目の別れの日は刻一刻と近づいていて――。生きる意味を探すふたりの奇跡の純愛ファンタジー。

ユーザーレビュー

  • 大正偽恋物語~不本意ですが御曹司の恋人になります~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大正という私の好きな時代背景。沢山の登場人物が出てきましたが、それぞれに個性があり、読み応えがありました。
    絹香は少し不器用で、敦貴は恋や愛という感情をあまり理解していない。そんな二人がすれ違ったりしつつも向き合う姿が素敵でした。
    何より、沙栄という敦貴の婚約者である女の子が一番魅力的でした。明るく真っ直ぐで曲がったことは好まなさそうな芯のある素敵な人。この物語で最も幸せになって欲しいと思える人物でした。
    終わりは少し駆け足なような気もしましたが、綺麗な終わり方だったと思います。
    またこの作者さんの本が出たら、読んでみたいと思います。

    0
    2023年11月30日
  • 八月、ぼくらの後悔にさよならを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死んだ理由が分からない覚と、生きている理由が分からない真彩の物語でした。
    どちらも「理由」を探していました。どうして苦しい境遇に立たされなければいけなかったのか?納得できるワケを求めて奔走する姿に、感情移入をして読むことができました。
    物語の始まりが面白くて良かったですね。覚が真彩に死んだ理由を探して欲しいと頼むことによって、繋がりができるという流れが良かったです。「覚の死因」という大きな謎が提示されているので、序盤で興味を惹かせる造りになっていると思います。
    幽霊なんて視えても嬉しくもなんともない真彩にとって、覚は嫌な相手。それなのに、二人で過ごす時間が増えていけば増えていくほど、真彩が抱く

    0
    2022年12月14日
  • おいしいふたり暮らし 今日もかたよりご飯をいただきます

    000

    無料版購入済み

    日本に生まれてよかった

    ドイツやロシアや合衆国の内陸では、これだけ豊かな食材に囲まれて食事を楽しむことはできないと危惧する。
    現地行けば美味いものもあるかもだが、、
    さて、日本でなければ食えない美味いものを紹介するとすれば、魚系が多いな。
    筆頭はフグ、毒あるし捌ける人間がいない。
    次いでうなぎ、欧州でも食べるみたいだけど蒲焼様には敵いません。白焼きも美味い。
    生の血は毒だから基本刺身にできないそうで。穴子は刺身で食える、穴子えらい。
    ちょっと日本人食い過ぎ、値段が上がるのはやむなしか。
    ついですっぽん、これも作り手に技量が要求される食材。
    ウミガメが美食家に人気だそうだけど、天然物でそうそうとっていいものでもないし、

    0
    2024年11月07日
  • 八月、ぼくらの後悔にさよならを

    Posted by ブクログ

    3.8
    まずまず面白かった。
    作者は普段本を作る側の人らしいですね、どの様な経緯で執筆する事になったのかは分かりませんが、読みやすかったです、ただちょっと盛り上がりに欠けるのと、あまり意外性のある展開では無かったというのが残念でした。

    0
    2021年04月01日
  • おいしいふたり暮らし 今日もかたよりご飯をいただきます

    Posted by ブクログ

    初読み作家の小谷杏子さん

    私も偏食家であるから、頼子の気持ちが分かる…

    内容は、食べ物を通して、価値観の違いで喧嘩するも
    美味しいご飯で解決して仲良くなるという、
    ほっこりするお話

    家庭的な料理であり、日本人が好む、
    ラーメンや卵かけご飯、カレー、スパゲティ、丼物と
    美味しい料理がどんどん出てくるお話です!

    彼氏が料理好きってところが、凄く羨ましい

    0
    2025年08月24日

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