黒田小暑の作品一覧

「黒田小暑」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ぼくはなにいろ
    交通事故で大きな傷を負って以来、人目を避け孤独に生きてきた祥司は、行きつけの居酒屋で1人の女性・千尋と出会う。
    彼女もまた人に言えないトラウマを抱えていたが、祥司といれば普通で心穏やかにいられた。
    だが何かを隠しているかのような祥司に気づいて…。

    祥司の職場での苦しい様子や千尋と離れて福岡で父と暮...続きを読む
  • ぼくはなにいろ
    YA文学として、「自分が好きになれずに孤独を選ぶも、やはり誰かに愛されたいし、その気持ちを捨てきれない」という設定は珍しいものではありません。
    物語の展開も、決して奇をてらったものではなく、結末もある程度予想することができます。

    それでも、胸に響くものがある素敵な作品でした。

    どうしても人間は外...続きを読む
  • ぼくはなにいろ
    「ぼくはなにいろ」
    ひらがなのタイトルに、綺麗な紫色の可憐な花が描かれた表紙。
    ほっこり、温かい涙を誘うような物語を想像していました。
    でも、それは全くの思い込みであって、タイトルの意味が分かった時にはもう心が痛くて仕方がなかった。
    物語は章ごとに語り手が変わってゆくのだけれど、表紙の彼の語る言葉は...続きを読む
  • ぼくはなにいろ
    フォロワーさんの評価が高かったので購入。

    これは素敵な本だった(*^▽^*)
    こういう文章、とても好きだなぁと感じられる本。

    交通事故で大怪我をし、自分の入れ物を化け物だと感じている祥司。
    ある日、外で夕飯を食べている時に、千尋と出会う。

    人間を作る外観と中身。
    美人だったりイケメンだったり。...続きを読む
  • ぼくはなにいろ
    交通事故で自分の本体が壊れていると感じる祥司。
    居酒屋で隣に座った千尋もまた、心の傷を負っていた。
    自分の外見ではなく内面を見て欲しい、こんな自分を受け入れて欲しいと切に願う二人のお話。

    内向的で穏やかで暗い雰囲気の祥司と、明るく気さくな千尋は、互いの交流を通してその距離を少しずつ縮めていく。
    ...続きを読む

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