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  • 法とは何か 新版
    4.1
    1巻1,034円 (税込)
    現代社会の法の体系とはどのようなものか。私たちの生活とどう関わり、どのような影響を及ぼしているのか。著者は、長く読みつがれてきた『法とは何か』(1979年刊)を構想もあらたに全面改訂、社会生活のなかの法など、データを一新するとともに、あらたに人権また国際法の分野をくわえて、現代社会人のための法学入門として提示する。

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ユーザーレビュー

  • 法とは何か 新版

    Posted by ブクログ

    旧版が1979年発行、そしてこの新板は1998年発行です。私が手にしたのは、2021年の第26刷でした。
    四半世紀前の本なので、発行当時の法律制度、社会情勢は当然、現在、2024年とは違いますので注意は必要です。
    「法とは何かを考えるうえで最も大切なことは、法の精神とは何か、ということである。」と書かれています。
    そして、「法の精神とは、一言でいえば、正義である。」と書かれています。
    法を学ぶということは、正義を学ぶことだとなんとなく感じました。
    これからも、法律関係の本を読もうと思いました。

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    2024年04月10日
  • 法とは何か 新版

    Posted by ブクログ

    「法の精神とは『正義』である。」
    「法学とは『正義』を探求すること」これ読んで絶対法律家になりたいって思った。

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    2009年10月04日
  • 法とは何か 新版

    Posted by ブクログ

    読む価値がないなどとコメントしている不届き者がいるが、全くそんなことはない。
    確かに二十年前の現代社会批判ではあるが、いったいそこで批判されている課題のどれだけが解決したことか。
    借地借家法の制定で土地建物に関する課題は片付いたか。土地所有権絶対視の呪縛から解けたか。定形約款は消費者の自由を奪っていないか。
    改正民法は問題を解決するどころか、我々の不自由を法文に埋め込んだとさえ言える。

    法学徒でなくなっても、たまに風呂で読む一冊。

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    2019年12月03日
  • 法とは何か 新版

    Posted by ブクログ

    『法学はまた議論を大切にする場でもあるから、読者も本書を素材として大いに議論してほしい。』
    ――あとがきより。

    筆者の思想信条にかなり依る記述もあり、初見ではびっくりする人もいるかもしれません。
    ただし、学者肌の法律家というのは元々左寄りの思想が強い人が多く、そういうものだと理解したうえで論旨を理解すべきだと思います。
    思想信条が自分の考えに沿わないからといって、その人の論も否定するようであれば、この表題にある「法」に則った考えとは言えないでしょう。

    個別の法律に関する解説では理解できない、根源的な法のあり方を考える本です。
    例えばAという法律に違反したからBという刑が適用される、という話

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    2016年04月20日
  • 法とは何か 新版

    Posted by ブクログ

    法とは何か。

    新書のボリュームで、わかりやすく、かつ、様々な観点から考えさせてくれます。

    法とは何か、法が及ぼす影響は何か、法を知るとはどういうことか、
    それらを考えていくと、
    社会で生活するということの様々な分野に及んでいきますね。

    法を紐解きながら、
    社会正義とは何か、権利とは、義務とは、民主主義とは、政治とは、国とは、
    そんなことを考えさせられます。

    日本において、市民が民主主義を担っているか。
    1人1人が考えなければならない問いでありながら、
    ついつい他人事になってしまっているのではないでしょうか。

    憲法改正、裁判員制度、死刑制度、冤罪、投票率、
    その問題を考えるにあたって、

    0
    2014年03月19日

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