渡辺洋三のレビュー一覧

  • 法とは何か 新版
    旧版が1979年発行、そしてこの新板は1998年発行です。私が手にしたのは、2021年の第26刷でした。
    四半世紀前の本なので、発行当時の法律制度、社会情勢は当然、現在、2024年とは違いますので注意は必要です。
    「法とは何かを考えるうえで最も大切なことは、法の精神とは何か、ということである。」と書...続きを読む
  • 法とは何か 新版
    「法の精神とは『正義』である。」
    「法学とは『正義』を探求すること」これ読んで絶対法律家になりたいって思った。
  • 法とは何か 新版
    読む価値がないなどとコメントしている不届き者がいるが、全くそんなことはない。
    確かに二十年前の現代社会批判ではあるが、いったいそこで批判されている課題のどれだけが解決したことか。
    借地借家法の制定で土地建物に関する課題は片付いたか。土地所有権絶対視の呪縛から解けたか。定形約款は消費者の自由を奪ってい...続きを読む
  • 法とは何か 新版
    『法学はまた議論を大切にする場でもあるから、読者も本書を素材として大いに議論してほしい。』
    ――あとがきより。

    筆者の思想信条にかなり依る記述もあり、初見ではびっくりする人もいるかもしれません。
    ただし、学者肌の法律家というのは元々左寄りの思想が強い人が多く、そういうものだと理解したうえで論旨を理...続きを読む
  • 法とは何か 新版
    法とは何か。

    新書のボリュームで、わかりやすく、かつ、様々な観点から考えさせてくれます。

    法とは何か、法が及ぼす影響は何か、法を知るとはどういうことか、
    それらを考えていくと、
    社会で生活するということの様々な分野に及んでいきますね。

    法を紐解きながら、
    社会正義とは何か、権利とは、義務とは、...続きを読む
  • 法とは何か 新版
    学生時代にテキストで購入していたものを再読。

    とりあえず法律とか裁判が確固としたものではないから無条件に当てにしない方がいい事がよく分かる。
  • 法とは何か 新版
    法学の入門書です。現代の日本社会を生きる私たちの生活に法がどのように関わっているのかという観点から、法についての解説がなされています。

    著者は、日本人にはまだ法・権利の意識が十分に根づいていないという川島武宜以来の指摘を踏襲して、いまだ日本社会に残存する封建的要素を批判しています。こうした意味で著...続きを読む
  • 法とは何か 新版
    面接試験前に読んでました。
    「準禁治産者」等表現が古いままですが法学を勉強したくてうずうずしていた青二才(以下)には問題なし。内容は実はあまり覚えていません・笑