作品一覧

  • ゲノム裁判――ヒト遺伝子は誰のものか

    ゲノム裁判――ヒト遺伝子は誰のものか

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,950円 (税込)
    科学技術の発展は、人類にとって歓迎すべきことだが、その利用が重大な人権問題につながる場合もある。嘘発見器による冤罪事件や、警察の捜査に利用されるDNA鑑定技術がはらむ諸問題、遺伝子情報を根拠にした差別的扱いなどが代表的だ。アメリカ自由人権協会(ACLU)科学顧問のターニャ・シモンチェリは、協会が管轄する、科学と人権が交わるこうした問題に、科学的助言を行う立場にあった。そんな彼女は2005年のある日、同僚にこんな相談をする。「“遺伝子特許”には問題がある」。この小さな相談が、世界中の注目を集める歴史的裁判のはじまりだった――。「ヒト遺伝子に特許は認められるのか?」このシンプルな問いに、合衆国最高裁が審判を下したのは2013年。足かけ8年の舞台裏には、がん患者や疾患の遺伝的保因者、研究の自由を求める科学研究者、特許で利益を得るバイオ業界、そして原告・被告双方の訴訟弁護士や特許を承認してきた政府の人間、事件を裁く判事たちのさまざまな思いが交錯するドラマがあった。一私企業がヒト遺伝子利用を独占する。長く定着していたこの慣行に初めて異を唱えた裁判の、手に汗握るドキュメンタリー。巻末に事件の法的意義の著者解説を収録。
  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    事実はなぜ人の意見を変えられないのか

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻2,750円 (税込)
    人はいかにして他者に影響を与え、他者から影響を受けているのか? 教室や会議室といったリアルな場所からネット上のSNSまで、私たちはみな、毎日何かしらのかたちで他者に影響を与え、また受けながら生活をしています。 しかし、私たちはその重要な行為についてどれだけ自覚的なのでしょうか? もっと上手に他人の意見を変えることはできないのでしょうか? 本書では、「客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならない」など、認知神経科学が近年発見した数々の驚くべき研究結果を示し、他人の説得しようとするときに私たちが陥りがちな罠と、それを避ける方法を紹介します。 イギリス名門大学教授が教えるとっておきの「説得の技法」、ぜひご一読ください! *2018年 イギリス心理学会賞受賞作

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ユーザーレビュー

  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    Posted by ブクログ

    自分の仕事の関係で、健康に影響する生活習慣について、わかっているけど直せない、という人と接する機会が多い。本書は、健康に関する事象に限定したものではないが、大変参考になる研究結果などを色々な視点から説明してくれていて、勉強になった。難解な研究仮説や結果の解釈についても、具体的な事例を挙げて説明してくれていたので、とてもわかりやすかった。

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    2026年09月25日
  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    Posted by ブクログ

    説得の鍵は「共感」。勉強のために再読したい

    The Influential Mind が原題。直訳すると「影響される心」。読後、しっくり来る題だと思った。邦題の「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」は意訳にしても手ぬるく感じる。ちょっと古くないか。それはさておき、本の内容は非常に面白い。人間は自分で思っている以上に共感を重視して生きている。目の前に数字や事実を突きつけられても、案外と心を動かさない。脳がそういう構造になっている。人を説得するのは共感が鍵である。「皮肉な話だが、人間はより正確な結論を導き出すためではなく、都合の悪いデータに誤りを見つけるために知性を使っているのではないだろうか。だからこそ、誰かと議論するときに、相手に不利で自分に有利な事実や数字を突き付けたくなる衝動は、最適なアプローチではないかもしれない」 こう指摘するくだりには、肯かずにはいられなかった。議論が建設的な方向に向かわず反論のための反論が繰り返されるのは、まさに人間らしい行為の表れなのだな。我が身を振り返る。子供が妻に叱られている。でも、もう大きいので、聞いてもいない。ははあ妻に対して共感していないのだなと思う。妻はブチ切れている。想像する。私が妻にこう言ってみるところを。「あんた、人間は共感が大事なんだよ。ただ叱るんじゃなくて、この本を読んでみたら」と。でも、こんどは妻がこちらの言うことを聞かないだろう。言葉が耳に入ったとしても、従うことはない。日頃から共感してくれていないのは、まさに私に対する妻の姿勢である。かくして、反省するのは私だと気づかされる。本書を再読して勉強を深めたい。

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    2026年03月29日
  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    豊富な情報が得られると自分の意見にもっと固執するようになる。
    報酬は行動を促し、喪失への不安は何もしない状態を引き出す。
    他人の行動を変えたければコントロール感を与るべき。
    レビューは初期で良いとその後も良くなる。
    他人の行動を見て影響されている。赤ちゃんは親が常に見ているiPhoneに興味を持つ。
    変化をもたらすのは1人の行動で十分。

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    2026年03月03日
  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    Posted by ブクログ

    人の意見が想像以上に、誰かの意見に影響を受けている物だと思いました。
    特定の誰かの意見を変えたいと思ったら、相当な労力とパッションが必要だと思いました。
    コスパ的に考えて、切り捨てて、別のガチャの方が良さそうと思いました。

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    2025年05月13日
  • 事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学

    Posted by ブクログ

    「事前の信念」「感情」「インセンティブ」「主体性」「好奇心」「心の状態」「他人」という7つの視点から人がどう考えを変えて、もしくは変えないのかを解き明かす本。

    なんとなく人は見たいものだけ見る、とは分かっていたがそれを複数の視点から説明してくれる。
    また心理状態に依ってはその状態に合わせて情報を扱ってしまうという非合理さが何とも人間らしい。

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    2023年07月31日

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