作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,672円 (税込) 魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリ ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹 カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。 「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。 フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。 試し読み フォロー セロトニン 3.8 小説 / 海外小説 1巻1,210円 (税込) 巨大化学企業を退職した若い男が、過去に愛した女性の甘い追憶と暗い呪詛を交えて語る現代社会への深い絶望。白い錠剤を前に語られる新たな予言の書。世界で大きな反響を呼んだベストセラー。 試し読み フォロー 離れがたき二人 3.5 小説 / 海外文学 1巻2,750円 (税込) 二〇世紀初頭のパリ。少女シルヴィーは、厳格な家庭で育ちながらも自分らしく自由を求めて生きる、ある少女と出会った。たがいに強く惹かれ合う二人の友愛は、永遠に続くはずだった――。一九五四年に執筆されるも、発表されることのなかった幻の小説を刊行。 試し読み フォロー 匂いに呼ばれて - 小説 / 国内小説 1巻2,090円 (税込) すべての香りに物語がある。時代も距離も超えて辿る、美しく哀しい記憶の旅。香りと人と時間が奏でるショートストーリー。フランスで刊行され高く評価された作品を、著者自ら邦訳した幻想的な一冊。 ************************** 悲しみの匂いとはどんなものだろう。人の気配を匂いから感じることがあるが、不在の匂いとはどんなものだろうか。 誰かが死ぬとき、この世界の秘密の一部は永遠に失われてしまう。 人はみずからの秘密を抱えてあの世に旅立つ。残されたものにできることは、物語を語ることだけ。それが真実か否かは一生わからないまま。 秘密はどのような匂いをさせているのだろう。〈本文「ニューヨークで」より〉 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 関口涼子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 食を「その時代の五感のアーカイブ」としてベイルートの街を捉えようとするアプローチが新鮮。ベイルートの市井が脳裏に浮かぶような、不思議で曖昧で情緒的な文章がとてもすてき。 0 2025年05月29日 ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 部落を巡る筆者の回想のところで何故か涙が出た。不意に心の琴線に触れる詩の言葉。生きるうえでのガイドブック。 0 2023年03月19日 ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ ぐんま、ひゃくさいかんや、なんぶれあんごうや、あんきものいたかんぐあいはごいたがゆいかいしやくでなやんでいるひとおおいよ!わりとすぐほてるるかのこ、からかいとしてのはかどこに、なぜしんちようるいながさここはけどこ、おがながい、つがいもふくめて、めがかまぬるいかんがるう、だてどこまかおたていたにみずふくしのふくさみたまぐう、ふくろだぬやかたんやかんににて、しようぼうだいうからないのか、ものめつきいろぐろさ、やたいほつつに、いわしみつくろいだにへすぺす、すとれっつみさかい、さかいやすたぢいしたほうがいいよ! 0 2023年03月12日 ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (14) カート 試し読み Posted by ブクログ 料理はプルースト効果の枠を超え、五感のアーカイブであると教えてくれた。 私が作る食品が多くの人のアーカイブに残ることを祈る。 0 2022年05月01日 セロトニン 小説 / 海外小説 3.8 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ウェルベック2冊目。この作家の文章は勢いがあってスルスルと読める。すぐそこにある社会の問題が小説の中にリアリティを持って感じられる。デカダンス、農家の問題、家族、孤独、鬱、ペドフェリア… 0 2025年11月07日